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国内ERP市場、2022年度には9割がクラウドに

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独立系ITコンサルティング・調査会社のITRは2019年4月18日、「国内のERPの提供形態別とパッケージ製品の運用形態別での市場規模推移および予測」を発表しました。

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出所:ITR 2019.4

国内ERP市場の2017年度の売上金額は884億円、前年度比9.3%増となりました。大企業を中心に基幹システムへの投資は着実に進み、2018年度も同9.4%増の伸びを見込んでいます。

国内ERP市場を、パッケージとSaaSの提供形態別に分類すると、パッケージ市場のシェアは年々減少傾向にあり、SaaS市場が急速に拡大し、2022年度にはSaaS市場がERP市場の半数近くに達すると予測しています。

パッケージ市場をユーザー企業運用形態別に見ると、オンプレミスで運用する形態が年々減少し、IaaSでの運用が急速に拡大し、2020年度にはIaaSでの運用がオンプレミスを上回ると見ています。

2022年度には、SaaSとIaaS運用のパッケージ(つまり、クラウド)がERP市場の約9割を占めると予測しています。

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