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ソーシャルメディア実践の書 ーfacebook・Twitterによるパーソナルブランディングー

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6月11日にはソーシャルカンファレンスを開催し500名以上の方に視聴頂く事が出来ました。学生枠の方々からのレポートも届いており、書きたい事は山のようにあるなかで、今日まで中国に行ってたこともあり、最近ブログが更新出来ていません。

そんな中、告知で申し訳ないのですが、二冊目の単著となる、「ソーシャルメディア実践の書」が6月18日より、全国書店で発売開始となりました。

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■主役は自分自身であり、ソーシャルメディアは単なるツール
本書は当初180ページ位のボリュームで発売される予定でした。しかし、ソーシャルメディアに関する私の色々な思いがあり、最終的には352ページという倍のボリュームに膨れ上がりました。

本書の内容は、私が2009年から開始したソーシャルメディアでの活動において、気づいたこと、実践してきた事、このブログで書いてきた事などを、まとめソーシャルメディアで「魅力的に映る」方法をまとめた物になります。

本書を手にして感じて欲しいのは、「自分の魅力を向上させるために、自分の貴重な時間を使いなさい」というメッセージです。ソーシャルメディアを実践するという事の本質は、Twitterや、Facebookといった続々と登場する、新しいサービスに翻弄される事では無く、自らの魅力を向上させる事に時間を費やし、それを世の中に認知されるためのツールとして、ソーシャルメディアを使う。主役は、ソーシャルメディアの各サービスでは無く、皆さん自身なんですよ、という事をこの本を手にとって頂いた方々に感じて頂ければ幸いです。

そして、一通り読み終わって、考えて欲しい事はこの書籍に書かれている考え方や、行動規範については「知っている」かどうかという事では無く、「実践しているか」という点について、ご自身の行動を振り返って欲しいということです。

この本は、「儲ける、ビジネスに活かせる」という現在のソーシャルメディアの売れ筋書籍とは、全く路線が違う本になっています。内容もかなり、ソーシャルメディアにがっつり取り込む覚悟のある方で無いと重いのでは無いかと思います。そのため、万人受けする内容では無く、決して大ヒットになる事は無いだろうと思います。しかし、ソーシャルメディアという物に真面目に取り組んでみたいと思う方には、手を取って貰いたいと思います。そして、是非本書の内容を「実践」して欲しいと思います。

■パーソナルブランディングという言葉に対する私の想い
ブランディングといジャンルには「セルフブランディング」と「パーソナルブランディング」の二種類の言葉があります。最近の流行りは「セルフブランディング」のようですが、私は敢えて「パーソナルブランディング」と表現しました。何故なら本書の内容はあくまでも「個人が実践するブランディング」だからです。

ブランドとは「伝統」とも考える事が出来ます。では、「伝統」とは何か?と考えた時に、「伝統」とは本来受け継ぐべきは方法論や手段ではなく、そこに横たわる精神のあり方では無いだろうかと、私は考えました。そう考えた時に、「伝統」とは「理念」を組織や企業に浸透させる事では無いかと考えるようになりました。

私の考えるブランディングとは「理念を行動で示す」事であり、形骸化されつつある「企業理念」を社員一人一人が行動に移し、本業回帰ならぬ「理念回帰」を行うこと。それこそが、見せかけだけでない、本物のブランドとして市場に認知されていくことだと考えています。

企業全体で行うブランディングポリシーが企業自らが作る「セルフブランディング」であり、個々の一人一人が実践するブランディングが「パーソナルブランディング」であると、私は考えていたため、「パーソナルブランディング」と表現しました。

広報部が担当する公式アカウントで1万人のフォロワーを作り「企業理念」に基づいた表面だけのスピーチをした所で誰も関心を示しません。それよりは、千人の従業員が企業理念に沿った行動をとり、10名ずつファンを持つ、そういった会社の方がソーシャルメディアを有効に活用出来ると考えています。

このような想いからあくまでも個人が行うものであり、「パーソナルブランディング」だとこだわりました。

■孫 泰蔵さんから推薦文を頂きました。
私は、書籍を書き上げる時に考えている事として、「売れ筋の物より、そのテーマで自分の尊敬している人に認められる書籍にしたい」と考えています。

そのため、前著である「IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入」を書き上げたときには、東京大学教授のIPv6の権威でもあられる「江崎教授」に推薦文を頂きました。

今回は、「孫 泰蔵」様に推薦文を依頼させて頂きました。

何故なら、本書の中でも、泰蔵さんから教わった、「教え」が、幾つか反映されているからです。そして、最後の「結び」で書いた言葉は、私自身が泰蔵さんから学んだ事でもあったりします。それは、単に言葉というだけでなく、人としての行動といった点において、どうして人は尊敬や、憧れを抱くのか、泰蔵さんと接する中で、自分が感じた物です。

時折頂く泰蔵さんからメールで、こんなメールを頂いた事がありました。

僕が若かりし頃ペーペーの僕に対して自分にはもったいないくらい過分によくしてくださり、嬉しくて嬉しくてたいへん感謝すると同時に、自分みたいなしがない人間にこんなによくしてくださっても自分には何もお返しができない・・・と恐縮するばかりで、「今の僕には恩返しができません。でもいつか、必ず、恩返ししますから。このご恩は一生忘れません!」と相手の目を見つめて言うのが精一杯でした。

するとその方々は笑いながら「ははは。うん。その気持ちだけ受け取っておくよ。俺への恩返しはいいから、そのぶんお前の後輩たちをかわいがってやれ。それが俺への恩返しだ。」とおっしゃいました。なんてかっこいいんだろう!なんて素敵な考え方!と僕は感動してその場でじーんと涙が出たことを覚えています。

こういった考え方が一流の起業家や経営者の間で一般的なのかどうかはわかりませんが、僕の尊敬する方々は皆さん口々にそのようなことをおっしゃっておられました。僕はその方々の教えを忠実に実行しているだけなんですよ。


私は泰蔵さんからこのメールを頂いてから、自分が誰かに頼られた時、その考え方や理念に共感出来る事であれば、出来る限りの協力を惜しまないようにしようと考え、行動するようになりました。そして、その行動によって、私なりに些細な成功ですが、ソーシャルメディア上である程度の成果は出せてきたと実感しています。

本書は私なりに、この「教え」をこれから時代を切り開いて行く人達に伝えたくて、まとめた物でもありました。だからこそ、一番初めに目を通して頂きたかったのは、泰蔵さんであり、認めて欲しかったのも泰蔵さんでした。ですから、泰蔵さんらお褒めの言葉を頂いた時は、本当に嬉しかった。

非常にご多忙の中、本書に目を通して頂き、推薦文を六個も考えて下さりました。この場を借りてお礼申し上げます。

■本書執筆に当たっての感謝の気持ち
既に、私のFacebookページでは申し上げた事ですが、本書は本当に私の周囲に居る方々の励ましや、声援によって書き上げる事が出来た一冊だと考えています。本当に一人一人の方に、お礼申し上げたい気持ちで一杯です。

書籍が発売となった、今となっては、私の心配事は期待して頂いた皆さんの期待を裏切っていないだろうかという事だけです。皆さんの期待に応える事が出来たなら、それ以上の喜びはありません。

皆様、本当に有難う御座いました。


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■著書及び自己紹介
大元隆志
ソーシャルメディア実践の書 ーfacebook・Twitterによるパーソナルブランディングー
IPv4アドレス枯渇対策とIPv6導入




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