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ICT業界動向やICT関連政策を基に「未来はこんな感じ?」を自分なりの目線で「主張(Assioma)」します。

アーリアダプターに聞いたスマートフォン、SNS時代のコミュニケーション方法と、良く利用するSNS。

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昨日利用可能になった、Facebookクエスチョンを利用して、得られたアンケート結果を基にスマートフォン時代の連絡手段と、国内SNSの動向について考察したいと思います。

Q1
 ソーシャルメディアの普及に伴い、携帯電話のメールを利用する頻度が低く無ってきたと感じます。皆さんが友達との個別の連絡手段に最も利用している方法を教えて下さい。また、理由等あればコメント頂ければ幸いです。

 結果 総投票数 474票
 
 Commugraph

 Commuci

 考察
 得票数が100票位だった時はGmailが断トツだったのですが、総評が伸びるにつれ携帯電話のメールが上昇し、携帯電話メールの根強さを感じさせました。
 Facebookユーザ像を考えると、スマートフォンユーザ、都心ユーザ、アーリーアダプタ層が思い浮かびますが、Gmailが伸びた理由はスマートフォンでもPCでも、プラットフォームに依存する事無く閲覧可能だという理由が多いようです。携帯電話メールはフィーチャーフォンを利用している人達との連絡手段、家族間の連絡用に利用しているという意見が見られました。
 そして、Facebook、Twitterに友人が居る場合は、各々のプラットフォームの連絡手段を利用するという傾向があるようです。予想以上にSkypeユーザも多く、アーリーアダプタ層に至っては携帯電話の音声通話は殆ど使わない傾向があるようです。

 恐らくこのアンケートをフィーチャーフォン全盛だった、三年前に行っていれば、携帯電話のメールが過半数を超えていたと推測されます。スマートフォンを利用するようになると従来の携帯メールが使えなくなる機種も多々あるため、Gmailに移行するユーザが多いようです。現在はスマートフォン移行への過渡期であり、フィーチャーフォンユーザとの連絡用として使われるという状況にあるのですが、今後スマートフォンユーザの比率が増えるにつれ、携帯電話メールの利用頻度は低下して行くのでは無いかと考えられます。

Q2
 Facebookの普及も日本で進んできたように感じます。現在、皆さんはTwitter、Facebook、他ソーシャルメディアでどれが最も利用時間、頻度が高いですか?
 
 結果 総投票数 602票
Q2graph

Q2ci

 考察
 一般的に国内のソーシャルメディアで最も滞在時間やPVの長いのはMixiであり、次いでTwitter、Facebookといった順番になるというのが定説とされています。
 しかし、今回のアンケート結果では、Facebookが断トツという結果になりました。勿論Facebook内部で行われたアンケートという事もありFacebookが有利な状況であったという点は考慮すべきだとは思います。
 しかし、およそ一年前、私がLivedoor社に招かれてFacebook勉強会を開催した時には、来客されていた約40名の方に「今後FacebookとTwitterどちらを良く利用するようになるか?」と挙手を求めた所、9割以上がTwitterだと挙手されました。Facebook勉強会に訪れたような人でさえ、その反応で、理由はFacebookはUIが複雑でわかりにくいという方が大半で、Facebookに厳しい反応をされている方が多くありました。
 一年前はFacebookに興味は持ちつつも、正直長時間使うような事は考えにくいという人が大半だったのに、今回のアンケートではFacebookが断トツになっており、明らかに一年前とは雰囲気が感じてきていると感じました。

 そして、今回のアンケート結果は米国ユーザとの感想にも一致するのが興味深い点です。昨年から海外でソーシャルメディアを利用している方の話を聞くと、周囲にTwitterを使っている人は殆ど居なくて、大半がFacebookだと良く聞きます。

 こういった、傾向に対して米国ではFacebookが先に流行り、Twitterが後から来たから、そういう状況であり、国内ではTwitterが先に普及したので、Facebookは普及しないという意見を良く耳にします。
 しかし、私は、Facebookは基本的にリアルな友人達との会話をするコミュニケーションプラットフォームであり、Twitterはリアルタイムで情報が飛び交うニュースプラットフォームだと考えています。新しい情報を得たい、何かを告知したい時にはTwitterですが、日常的な会話はFacebookで身近な人と交流している方が断然面白いと感じています。

 恐らく、日本でも、当初はとっつきづらかったFacebookですが、アーリーアダプタ層の人達はFacebookで交友関係が完結するようになり、日常的なコミュニケーションの場としてFacebookがコミュニケーションインフラとして機能しだしてきたのでは無いかと推測します。コミュニケーションインフラとして機能しだすようになれば、必然的に滞在時間は長くなります。
 Twitterは情報収集のツールとして、常時利用するものでは無く、ニュースを得るために一時的に利用するものとして使うように変化してきたのでは無いかと思います。

 勿論、このアンケートはFacebookで行われたので、東京都心のユーザ層が中心となります。これが地方にフォーカスしたアンケートになればMixiも票を伸ばす事になったのでは無いかと思います。
 ただ、都心に住むアーリーアダプタ層に限って言えばこのアンケート結果のような傾向が出てきていると考える事は出来るでしょう。

■改めて感じたクエスチョンの威力
今回のクエスチョンでは二つの質問に対して24時間で合計1074票の投票を得る事が出来ました。一個人がこれだけの得票を短時間に得ることが簡単になったという事は、凄い時代になったと感じます。また、潜在ニーズを引き出すにも効果的だと感じています。現在も「スマートフォンを購入する時に決め手となるポイントは何ですか?」というクエスチョンを掲載させて頂いているのですが、選択肢がどんどん追加され「そういったニーズもあるんだ」と考えさせられます。

Sm

信頼性を上げる工夫は必要だと思いますが、傾向や潜在ニーズを知るには十分活用出来るのでは無いかと感じます。大企業ではお金とリソースを掛けて信頼のおける調査を行う事は十分可能だと思いますが、人も資金も少ない起業したばかりのスタートアップ等は、効果的に活用する事で、サービス開発等に役立てる事が出来るのでは無いかと思います。


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