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Facebookページのファン獲得にとても有効な「投票」機能。広告無し、プレゼント効果無しで、24時間でファンが30名増加

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昨日ソーシャルカンファレンスロゴ投票ページを開設しました。
このページは、数年前からFacebookの海外向けソーシャルゲームを制作して頂いてる方に作成頂きました。FBMLは利用せずにJavaScriptで作成しています。

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[ソーシャルカンファレンスロゴ投票概要] 2011年 日本の新しい形がここにある。スタートアップと共に開く世界への扉。

「世界一のインフラを誇る日本で、クラウドを活用し、世界に挑もうとするスタートアップ企業を応援したい。」
夢、情熱、技術に満ち、立ち上がったばかりのスタートアップに欠けている物は「市場の認知」。そんなスタートアップに、企業の垣根を超えて集まった日本人が手を取り合い、スポットライトを浴びる場を創出する。
そんな想いを込めて創りだした「SOCIAL CONFERENCE」のロゴデザイン達。皆さんが想う「SOCIAL CONFERENCE」を選択して下さい。

■何故「投票」ページを作成したか?
そもそも、ソーシャルカンファレンスは個人的な想いで起ち上げたイベントです。ですから、投票なんて行わずに自分達で勝手に決めてしまっても良かったのです。バイラルを産むであろうとは言え、告知効果を期待するなら、Facebook広告に出稿した方が効果が高いのでは無いかと考えていました。

しかし、それでも「投票」で行こうと考えた背景には二つのメリットがあると感じたからです。

 1. コンセプト、ロゴ案についてじっくり考えて欲しかった
    →考えて投票するアクションが加わる事で、意識が単なる傍観者からメンバーに変わる。
 2. 投票によるバイラル効果に期待したい
    →Facebook広告はいずれ配信予定ですが、まだ登壇者等も決まっていない状態で
      広告を出しても告知効果は限定的。この段階ではバイラル効果に期待した方が良い
      と判断しました。

ソーシャルカンファレンスは、運営しているメンバー自体が「個人」として、様々な企業、背景をもったメンバーで構成されています。こういった企業や職業の枠を超えて利害関係無く「一つの事に挑戦する。そんな新しい場を創造するために、多くの人に単なる傍観者では無く、自分達と共に活動する「メンバー」になって欲しい。そのためには、このコンセプト策定段階での「投票」による「プロジエクトへの参加」意識を醸成するという効果は大きいのでは無いかと判断しました。

■想像以上の効果
実施する前は、やはり不安で一杯でした。そもそもソーシャルカンファレンスのファン数は127名。この参加者全員が投票に加わってくれるとは限らないため、もしかすると全体で30票程しか集まらないのでは?という不安がありました。当然、得票があまり伸びないようであればイベント自体が人気が無いように思われてしまい、今後の活動に影響を与えるかもしれないというリスクもありました。

しかし、結果としては大変良い結果となりました。
 2011年2月5日の15時から投票を開始し、約24時間経過した現在で、得票数95、ファン増加30名という結果になりました。この値は非常に良い値だと思います。

こちらの日本語ファンページランキングで昨日のファン増加数を調査した所、1位から100位の一日辺りの平均増加数は174。現在Facebookのファン増加数上位のファンページは特徴は下記の例に該当するケースが多い傾向にあります。
 - 海外からの「イイね」が多い
 - そもそも知名度のある大企業、芸能人、メディアである
 - Facebook広告を実施している

ソーシャルカンファレンスは日本人対象であり、知名度も無く、広告も出していません。こういった条件で一日でファン数が30名増加し、95の得票があったのは大健闘では無いかと感じています。実際、私が良く見るファンページでも特定のコンテンツに対して「イイね!」が100押される規模のファンページはファン数5千人以上のケースが多く、その10分の1にも満たない規模で、これだけのユーザからのアクションを頂けたのは大変光栄な事だと思います。

■ソーシャルカンファレンスを推進して感じる新しいプロジェクトマネジメントの姿
現在、約10名程のコアメンバーでソーシャルカンファレンスは推進しています。私が全体を取りまとめさせて頂いているのですが、こういった異業種コラボのプロジェクトマネジメントと、日常業務で行うプロジェクトマネジメントとは全く異質である事に気付きました。

 - モチベーションの喚起の意味が異なる
   日常業務では、プロジェクトを推進するにあたり、全員が一つの目標に向かって意識があっている事はマレです。家庭の事情や、仕事に対する価値観、報酬に対する不平不満等、様々な思惑のある人に「やる気」を出させるのが、会社でのプロジェクトマネジメントの実際では無いでしょうか。
   しかし、ソーシャルカンファレンスのような「何かをやりたい」と思って集まったメンバー同士であれば、そもそも「やる気」は十分にあるので、「やる気を喚起させる」仕事は不要になるのです。

 - 特殊な技能を持った「ドリームチーム」を結成出来る
   会社でプロジェクトチームを結成するとして、メンバー全員のスキルが「満点」であることは殆どありません。そんな優秀なメンバーを一堂に集めてしまったら、他のプロジェクトが立ちいかなくなるからです。その凸凹なスキルレベルを平準化することもプロジェクトマネージャーには求められるのですが、これもかなりの負担になります。
   しかし、異業種コラボで集まるメンバーであれば、例えば「絵」が得意な人、「PRが得意な人」、「人脈が豊富な人」といったような得意の物を持っている人が集まり、それぞれのタスクをこなすことになります。言ってみれば「ドリームチーム」が結成出来るという事です。
   こういった、特性はシステム構築のような提携業務には不向きかもしれませんが、クリエイティブなプロジェクトではとても有効なのでは無いかと思います。

自分の時間が一ヶ月のうち、睡眠時間を除けば約450時間程あるのなら、そのうち10%か5%位を利用して、好きな事に取り組む。数年前まではそれでも個人レベルのことしかチャレンジ出来なかったかもしれませんが、今はソーシャルメディアがあるお陰で、そういった共通の思いと能力を持った人が集まる事が出来ます。

組織を超え、一つの事に取り組む。学生時代には普通に経験することの出来た「ワクワク感」を、異業種コラボで実現する、そんな事が出来る時代になりました。

2010年は、ソーシャルメディアが話題になった年でした。2011年はソーシャルメディアの活用の年になるのでは無いかと思います。皆さんもソーシャルメディアを活用した異業種コラボで自分のしたい事を実現しませんか?

■皆様へのお願い
 日本のスタートアップ企業を応援しよう! ソーシャルカンファレンス2011 開催ご協力のお願い

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