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ホームレスな生活 その4。ホームレスの仕事

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ホームレスからの手紙第四通目となります。

嬉しい事に、このシリーズは毎回ガジェット通信さんに掲載頂き、当ブログ内でも、一定のアクセスを集める定番コンテンツとなってきました。中には「このブログを読んでBig Issueを購入するようになりました!」というようなお言葉を頂く事があります。当然、私には何の得にもなりませんし、「自己満足」と言われればそれまでなんですが、書いてて良かったなと実感する瞬間です。

私自身、この「ホームレスからの手紙」シリーズの連載を開始するまでは、ホームレスという人達に対して、単なる怠け者であったり、自分では関係の無い世界だと決めつけていました。

しかし、この連載を通して、色々と自分なりに調べていくうちに、ホームレスとは決して他人事では無く、終身雇用が崩壊した現在の日本では、どんな人にでも訪れる可能性のある社会問題であるというように捉えるようになりました。

私自身もそうでしたが、この連載を読んで頂いている方々一人一人に、ホームレスという社会問題と、福祉の在り方について考えるきっかけにして頂ければ、この上ない幸せです。

第4話(仕事編)

自分の場合はビッグイシューの販売をしているが、他の
ホームレスの方々はどんな仕事をしているのだろうか。

ホームレスの仕事というとアルミ缶集めを思い出す人が多いだろう。
しかし、その他にも色々と仕事がある。

日雇い仕事、チラシのポスティング、並びの仕事、ダンボール集めと
いろいろあるのです。
東京都がやっている掃除の仕事もある。
その中でも一番見かけるのはアルミ缶を集める仕事であろう。

これをやっているホームレスの人々が確かに多い。
一番手っ取り早いし、その日にお金に交換できる。

しかしやる人が多いから缶を集めるのは何かと大変なのだ。
特に歩いて集めている人は夜中じゅうアルミ缶を探してまわる。
その点自転車のある人は多少ラクではあるが、夜中じゅう探しまわるのは
やはり変わらない。
だからアルミ缶集めをしている人々は夜働いて、昼寝ている人が多いのである。
今はキロ150円くらいである。
少し前、北京オリンピックがあったときは170円ぐらいまで上がった事もあった。
多い人だと、一日、40~50キロを自転車にいっぱい積んで走っている。
アルミは大体これぐらいだが、これが銅になるとキロ500円ぐらいに上がる。
中には、この銅(銅線や銅鍋)を専門に集めている人もいる。

しかし、アルミ缶集めも今から暑くなるからいいが、やはり寒い時期になると
中々集まりにくくなる。そういう時は、やはり日雇いの仕事に行く人が多くなる。
なぜなら、寮とかに入れてフトンで寝れるからである。
しかし大抵あったかくなれば、又路上にもどってくるのである。
それの繰り返しばかりで中々前へ進まないのである。

20100720083907

次回へ続く

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Comment(1)

コメント

sasa

このシリーズが少し気になるのでコメントします。
Big Issueは表紙が好きな人の時だけ不定期に購入します。
このblogをきっかけに興味を持ち始めた方が増えるのはいいことですね。
ただ、ご本人の承諾があるのなら余計なお世話ですが、もしないのなら全文掲載はちょっと・・
大げさに言うと営業妨害のような気がします。
だって、この手紙が指名買いのきっかけだったらこのblogの全文掲載が邪魔してると思うので。
あと、多くは納税してない人、年金払ってない人ですから。

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