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iPadがソフトバンクモバイルから発売決定。購入プランの選択方法から注意点までをまとめてみた。

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iPadの3G版の日本発売詳細が決定したと、ソフトバンクモバイルがプレスリリースを発表しました。ソフトバンクモバイルから提供されるiPadの購入プランを下記にまとめました。

Ipad3

ソフトバンクプランで利用可能になるWiFiホッとスポットのエリアの確認はこちらから行えます。

関連リンク : 
iPad公式HP
iPad商戦で一番便乗出来そうな通信事業者を考察する
iPadのある生活 - 世界を一枚に -

■SIMロックが実施されているソフトバンクモバイルモデルのiPad
ソフトバンクモバイルから発売されるiPadはSIMロックが実施されており、ドコモがiPad用のSIMの販売をアナウンスしていますが、ソフトバンクモデルのiPadではこのSIMを利用する事は出来ません。

ヨドバシカメラ等の家電量販店やApple直営店で購入したiPadについてはSIMロックが実施されていません。ドコモが販売するiPad用SIMを利用するには、ソフトバンクモバイルモデルのiPadでは無い、SIMフリー版のiPadであるかを確認する必要がありますのでご注意ください。通信事業者を自由に選択したい場合には、SIMフリー版の購入を検討した方が良いでしょう。

※海外のiPadはSIMフリーだったため、ソフトバンクモバイル以外で購入したiPadはSIMフリーになると予測しておりましたが、こちらの記事の内容によると、日本国内でのiPadの販売についてはSIMロックが実施された物のみが販売されると記載されています。現在の所はApple社からの公式なアナウンスがありませんので、記事の内容を一部打ち消し線に訂正致しました。


毎日jpより引用:iPad:ソフトバンクが販売へ SIMロック設定。
米国などでは、ロックを解除した状態で販売されており、日本版は異例の対応。ソフトバンクは、アイフォーンの国内独占販売に続き、アイパッドでも利用者を囲い込み、マルチメディア端末のシェア争いで優位に立ちたい考えだ。

※SIMロックって何?と思われた方はこちらをご参照下さい。

■WiFiと3Gって何が違うの?
 WiFi版と3G版って何が違うの?という方も多いでしょう。簡単に説明します。

 WiFiとは?
  近距離での無線通信を可能にする規格です。無線通信の範囲が近距離に制限されているため、インターネットを利用するためにはWiFiアクセスポイントと呼ばれる装置の付近でしか通信が行えません。
  WiFiアクセスポイントは、家庭用のブロードバンドルータやHGWがWiFi対応である場合にはこれが該当します。外出先でもWiFiを利用してインターネットに接続したい場合には、WiFiホットスポットと呼ばれるサービスが設置されている場所で行う必要があります。スターバックスやマクドナルドが代表的です。

  WiFiを利用してインターネットに接続するには以下の4パターンがあります。
   ① 家庭のブロードバンドルータ経由でWiFiを利用してインターネット接続を行う。
      利用料金は無料。但し利用可能な範囲は家庭内のみ。

   ② WiFiホットスポットサービスのある施設を利用する。
      利用料金は無料である事が多いですが、有料のケースもあります。利用可能な範囲は施設内のみ。

   ③ 通信事業者等が提供する、WiFiホットスポットサービスに加入する。
      月額利用料金が必要となります。通信事業者の提供するWiFiアクセスポイントの付近で利用可能。

   ④ WiFiポケットを利用する。
      WiFiアクセスポイントを持ち運び可能にした小型ルータがソフトバンクモバイルとe-Mobileから提供されています。
      月額利用料金が必要になりますが、携帯電話の電波の届く範囲であればどこでもインターネット利用が可能になります。

   家庭内で利用するには①ですが、外出先で利用する場合には、②~④のいずれかの方法を利用する必要があります。

 3Gとは?
  携帯電話で利用される長距離通信を可能にする規格です。利用するには通信事業者へ利用料金を支払う必要があります。WiFiと比べて月々の利用料金が高くなりますが、外出先でも場所を選ばずにインターネットを利用する事が可能です。※携帯電話の電波の届く所であれば、基本的に利用可能です。

■どっちを選べば良いの?
フローチャートを作成しましたので、購入を検討する際の参考にして頂ければと思います。
但し、一点だけ購入の前に検討すべき事は、iPadは非常に重い(WiFi版680g、WiFi+3G版730g)ため、女性の方の場合ですと、電車の中で片手でiPadを利用するのは体力的に厳しい可能性がありますので、店頭等で実際持って、持ち運べるかを自分で確認する事をお勧めします。また、私がiPadを初めて触った時の感想がこちらにありますので、参考にして貰えればと思います。

Ipad2

※iPadのUSBポートからの充電はMACのUSBポートでしか利用出来ませんので、ご注意下さい。WindowsPCをお使いの方はACアダプタでの充電となります。

■iPadで激しさを増す"二台目"市場争い
iPadの発売は通信事業者にとって、大きな意味があります。それは無線ビジネスの「二台目市場」です。日本国内の携帯電話市場は数値的には既に国民一人に付き一台保有する「飽和市場」と呼ばれています。携帯電話の市場は通信事業者同士で限られたパイの奪い合いをしている状態です。一部ではiPhoneがヒットした事により、携帯電話とスマートフォンを二台持つ人も現れましたが、全体の統計からすればほんの僅かです。

しかし、iPadし携帯電話でもスマートフォンでもありません。通信事業者にとっては、携帯電話でもスマートフォンでも無い、新市場を立ち上げ「無線料金」を稼ぎ出してくれる「救世主」になりえる存在と言えます。

iPadは米国での発売から僅か28日間で100万台を売り上げたと報道されています。

もし仮にソフトバンクモバイルの定額プランで日本国内で100万台販売されると、ソフトバンクモバイルは各加入者から月々2910円の通信料収入を得ることになり、年間349億円のキャッシュが手に入ります。これが二年間契約が基本なので、約700億円のキャッシュを手に入れる事になります。

飽和している携帯電話の加入者で100万人の獲得を行う事は至難の技ですが、携帯電話ともスマートフォンとも用途が被らないiPadであれば、新規に100万人の加入者を増やす事は不可能とは言えず、飽和市場となっている通信業界にとっては、まさに「救世主」のような存在と言えるでしょう。

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大元隆志
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コメント

■iPad通信機能搭載モデル、ソフトバンク販売―iPadはネット・ブックのライバルか?

ブログ名:Funny Resturant 犬とレストランとイタリア料理

こんにちは。私なら、wifiで使いますね。実際、iPhoneも携帯電話以外なら、すべてwifiです。外出先でも、ewifiというアプリをつかって予めwifiできる場所を特定しておけば、そんなに困らないです。外出先では、電話以外ではそんなに使うこともありませんから。いよいよ、日本でもiPadが販売ですね。私のブログでは、iPadが既存のネット・ブックにとって脅威になるかどうかを掲載してみました。結論としては、iPadそのものは、さほど脅威にはならないものの、今後発売される、他のタブレットPCはとってかわる存在になるかもしれないというものです。詳細は、是非私のブログを御覧になってください。

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