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2010年Q1猛烈な勢いで急成長を遂げた巨大ロボット Android

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今回は米国CXO社が先日発表したAndroidのマーケットデータの紹介です。

■僅か一年と半年で巨大ロボットに成長したAndroid
2007年11月5日一つの小さなロボットが世界の携帯電話市場に衝撃を与えた。
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そして、2008年10月22日、世界中の人々から多くの期待を集める中、Androidを搭載した初めてのスマートフォン「T-Mobile G1」が発表された。

それから、約1年と半年が経過した2010年Q1、Androidは誰も想像しなかった巨大なロボットに変貌しようとしている。
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■Androidが携帯電話市場を活性化させる起爆剤になるか
 好調なセールスを記録しているAndroidだが、2010年Q1の全世界の携帯電話の販売台数は2億9千万台であり、スマートフォンは僅か5400万台。市場の僅か19%を占めていに過ぎない。また、スマートフォンの販売単価は高く、高い売上高を維持しているが、スマートフォンの売上高は全世界の携帯電話の売上の18%にしか過ぎない。

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 その理由の多くは、人々の大半は「Textで十分」というユーザであり、スマートフォンが必要となるような、様々な機能を活用しているユーザが少ない事が挙げられる。

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 ご存知のように日本の携帯電話市場は統計上は既に一人一台を保有している状態であり、飽和市場と言われている。これは日本だけではなく先進国と呼ばれる国々でも同様であり、携帯電話の巨大マーケットと言えば今や中心は中国ねインド、アフリカといった新興国向けの格安携帯電話となっている。

 その飽和市場の中で、この巨大なロボットを搭載した携帯電話は、現在全世界で1分間に45台販売されている。このAndroidがスマートフォンというカテゴリの中だけでシェアの奪い合いをするだけの存在なのか、それとも、従来の携帯電話を利用しているユーザにも「使ってみたい」と思わせる付加価値を提供していく事が出来るのか。

 既に成熟期に入った携帯電話市場をGoogleのテクノロジーで成長期に変える事が出来るのか?今後の成長に期待したい。

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