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企画だけでは何も生まれない 会うだけはマイナスコスト

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先日IT業界で今流行のハッカソン(ハックとマラソンの造語)に参加しました。ハッカソンとは、技術や企画をその場でチームを組んで、超短時間で一つのサービスを作り上げてプレゼンテーションするというイベントです。Facebookのいいね!ボタンもハッカソンの一部から考え出されたものだったりします。

私は技術者ではないため、全プロセスの中で「作る」という部分が圧倒的に欠けていて、「企画をする」「計画を立てる」「サービスに沿った形で広める」という部分だけが担当になります。ここで改めて思ったのが、「企画」だけであれば誰でもできることであり、それ以降についてが出来なければ何の意味もなく、考えた時間自体も無駄です。

2本の仕事をしていることもあり、平日だろうと休日だろうとあまり関係ない状況である訳で、時間がとても貴重です。そんな中で新たなサービスを展開したいとなった場合には、成果を出せるかと会社と交渉するか、もしくは知り合いの協力者を募るか、はたまた自分の個人事業として責任を持つかという選択になります。

冷静に考えると、企画やアイデアだけを考えていられる時間は私にはなく、その後のフローの方がかなり労力もコストもかかる結果になります。

要は、企画だけできる=何も生まれないということにしかなりません。

また、こういったイベントやセミナー、交流会の参加目的としては、「人と出会うため」ということを目的とされている方もいらっしゃいますが、割と出会いを求めている方は、どんな出会いが欲しいか漠然としているケースがあります。

「仕事」であれば、ターゲットとしている業種や参加者がいるかを事前に確認すべきだし、「友人関係」であれば、自分のプライベートの友人を介したりすれば良いものだし、「恋愛」であれば、そういう場も世の中にはたくさん用意されています。漠然としている出会いを求めたコミュニティーは同様の人が集まるので、化学反応は期待できないです。最近は、Facebookの投稿や友人関係を見るだけで、どんな人かがおおよそわかります。特にパブリックな方でなかったり、すごく若いにも関わらずFacebookの友達が極端に多い場合は、何となくのコミュニティーに出入りしているケースが多いんだなと思ってしまいます。(投稿を見てみると、友達の数の割にはいいね数が少なかったりとか。)

「時間がある」という人は、何も問題ないと思いますが、「時間が貴重」という場合は、改めて考えてみるとよいかもしれませんね。

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