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「アイデアの作り方」は、プロセスと既存の組み合わせ

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アイデアを出さなければならない場面は多いですか?

私は毎日あります。本業の営業・マーケティングでも、市場競争の激しいサービスであれば、どのように新しいアプローチをしてくかやどういった組み合わせで提案活動をしていくか。また、もう一つの仕事であるライティングでは、記事のネタだしや記事の書き方、写真の撮り方までアイデアが必要です。

私の仕事では、「アイデア」が常に求められています。

それは、全くの未知のものを取り扱うわけではなく、既存の組み合わせをどう展開していくかという所にフォーカスした仕事だからです。しかしながら、アイデア出しというのは苦ではなく楽しいものです。思いつきや何となく出していくものではありません。ぜひこちらの本を参考にしてみてください。

※初版は1988年ですので、既にご存知の方も多いかと思いますが、当時絶賛された本だそうです。通勤電車で読めるボリュームです。アイデア出しにはプロセスがあり、また「既存の要素の新しい組み合わせ」を念頭に置いて進めてみましょう。

「アイデアの作り方」プロセスは以下の通りです。

ステップ1 資料集め -一般的資料と特殊資料-
ステップ2 心の消化過程
ステップ3 あえて心の外に置く
ステップ4 常にそれを考える
ステップ5 具体化し、現実の有用性に合致させる

になります。
そして、既存の要素の組み合わせとは何なのか?

真逆の組み合わせを掛け算してみたり、既に上手くいっている事例を取り上げて、代替であればどうなるかと考えてみたりといったところでしょうか。例えば、「高級×ファーストフード」、「インターネット×シャープペンシル」「OL×立ち食いそば」...などです。真逆で掛け算していくと、アイデアは永遠と出てくるでしょう。

そして、アイデアを考える場所はどこでしょうか?

これは、個々人にもよると思います。私は、本を読んでいるとき・電車に乗っているとき・寝る前・朝目覚めて暫くごろ寝しているとき(笑)・お風呂に入っているとき...

この様に整理してみると、リラックスしている際にアイデアが組み合わさるようですね。アイデアは、ヒラメキや思いつきではなく、「既存の要素の新しい組み合わせ」になります。プロセスと訓練により磨かれていきますので、ぜひ仕事やプライベートでアイデアを出さなければいけないときは、「アイデアのつくり方」を参考にしてみてください。

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