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やりがい重視の昨今で、スマートクリエイティブは日本でも浸透するのか

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先日、ある読書会に参加してきました。

読書会というのには何年も前から興味があったのですが、なかなか参加する機会が無かったのです。ただ、先日知り合いが参加したと聞いて私もそろそろ参加しなくてはな、、ということで行ってきました。

読書会については、グループや主催者によってスタイルは様々とのことです。
※私は初心者なのですが。

今回参加した読書会は、「How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス) ―私たちの働き方とマネジメント」
を読んできて意見交換するというものでした。

語るテーマとしては、

・この本のテーマになっているスマートクリエイティブだなという人はいるか?
・スマートクリエイティブが活躍しやすい環境か?
・20% ルールがあれば、取り組んでみたいことは何か。などです。

※スマートクリエイティブについては、下記をご参考ください。
http://catokichi.com/archives/1046
※20% ルール:20% の時間は自分の好きなことを自由にやっていてもよいということ。
http://googlejapan.blogspot.jp/2007/07/20.html

色々な意見が出た中で感じたことですが、日本ではまだまだスマートクリエイティブというのがどの業種・職種でも導入ができるかというと現実問題難しいなあと考えました。

例えば、Googleを初めとしたITに多い職種はきっと導入できると思いますし、その業界の友人や知人に聞いても、そういう働き方をしている方もいらっしゃいます。(エンジニア、コンサルタント、ディレクター、デザイナーなどでしょうか。)ただIT業界とは言えど、その範囲も幅広く、人海戦術でサービス販売するIT業界も沢山あり、営業を管理していないといけない場合も圧倒的に多いのが現実です。

一方で、とあるところで、

「評価は数値だけでなく、感覚で決めている。」

という事を聞いたことがあります。感覚=フィーリング、要するに気分で決めているということです。気分で決めるとは、そこで働く人も大変だな、、なんて思ってました。

ただ、私自身もそうですが、周りの友人・知人に職場を決める判断は何かと聞いてみると、「やりがい、自分がやりたいこと、居心地、仕事が楽しい、仕事仲間が好き、、」という話が圧倒的に増えている様に思います。

評価評価と言う名のお給料・役職査定も重要ですが、こういった自分のやりがいを重視する傾向にある昨今、スマートクリエイティブというのは、働く人が実は一番求めているスタイルなのかもしれません。

はたしてこれが日本にも根付いてくるのかどうなのか?

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