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クリエイティビティかつ実行力もある人材の発掘方法とは<ぼくがジョブズに教えたこと――「才能」が集まる会社をつくる51条 の書評>

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年末年始で読んだ本。
「ぼくがジョブズに教えたこと――「才能」が集まる会社をつくる51条 」

スティーブ・ジョブズが「師」と仰いだ伝説の連続起業家であるノーラン・ブッシュネル
が語った具体的に何するかというアドバイスを大変分かりやすくまとめている本です。

カリスマ経営者や開発者がシリコンバレーではもてはやされ、日本でもその傾向は強くなってきているように思います。

この本では、それだでけでなくいかにクリエイティブな人材を発掘できるかという事を書かれています。もっとも駄目なのは、アイデアだけは沢山出てくるが実行ができないのは、正直なんら意味がないです。(と、本にも記載があります。)口先だけでは誰でも言えますし、大抵思いつきで他の人のサポートで運よく実行できても、成功するは、周りのサポートと偶然でしかないからです。まだ日本では潜り込めてるケースもありますが、、

この本で述べているクリエイティビティでかつ実行力もある人材と言うのは、
一部抜粋すると、

「情熱を採用基準にせよ」
「多趣味な人を雇え」
「面接では愛読書を尋ねよ」
「机からひきはがせ」
などを見てみると発掘できるとあります。

今の日本の採用で考えると、もしかしたらまだ難しいところもあるかもしれません。ただもし、「クリエイティビティでかつ実行力もある人材」を探すのであれば、特に上記を確認すると良いなというのは納得しました。

◆「多趣味な人を雇え」:
趣味を持つ人は、情熱と創造性を持っている、またいつも色々と学んでいるとあります。趣味から学べるものは沢山あり、さまざまな知識に対する情熱を持っています。正直趣味のない人は、話をしてもツマラナイです。


「面接では愛読書を尋ねよ」:
大事なのは本を読むかであって、どういう本を読むかではないとあります。読書の質問に乗り出して来ないのにクリエイティブな人というのはいないそうです。

読書というのはしている人としていない人というのは、普段話をしていても分かるもので、言葉の重みやボキャブラリーにも影響してくる話せばすぐに分かりますよね、、読書は好きですが、少しでも読んでない時期があると、思った通りのトークができなかったりという事があります。

と、本には少しシビアなことも書かれていましたが、「ちょっと変わった人」というのを「クリエイティビティでかつ実行力もある人材」
と見分ける方法が書かれています。さくさく読めるので、年末年始休みの読書にもおススメの一冊です。

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