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メタバースという言葉が市場を賑わせています。メタバースとは何か? どう歩けばいいのか? メタバースをご案内します。

イベントを主催してアプローチ

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イベントを主催してパブリッシャー・デベロッパーのスタッフと交流を深め、案件を受託することもできます。
イベントを主催すると言えば大層に聞こえますが、小規模な勉強会や飲み会を開催する、でもイベント主催になります。
技術的な勉強会だと結構人が集まります。
ある程度ゲーム業界内に知人がいれば飲み会でもOKです。
花火大会や新年会、花見など季節の行事であつまるのもいいでしょう。
ある程度の規模の企業だと、他の企業と組んで展示会を開催するのも一手です。同時に複数企業の技術が見られるということでパブリッシャー・デベロッパーの外注担当が来る可能性が高まります。

場所

強会の場合、場所は自社内やインキュベーションオフィスの共用スペースに会議室があればそこを、なければ貸し会議室を貸りるとよいでしょう。公衆無線LANと電源が使える場所が理想です。
飲み会などは普通に居酒屋でOKです。
展示会の場合は大型の会議室ないしはシティホテルなどのイベントスペースがいいでしょう。

準備

イベント内容により異なりますが、会場の手配や担当スタッフの選定といった点はイベント内容を問わず必要になります。また、内容によってはセミナー講師の手配や展示物の作成、リハーサルなどが必要となります。

イベントの告知

外部から参加者を募る場合、以下のようなイベント告知・管理サイトを使うとよいでしょう。課金代行してくれるものもあるので参加費を集めるのも簡単です。ある程度オフィシャルな勉強会なら自社サイトに載せるのも重要です。イベント情報を聞いた関係者が開催情報を調べに来ることがあるからです。なお小規模な飲み会の場合はわざわざ会社のサイトに載せるより担当者個人のTwitterやFacebookで開催を書いたほうが効果的です。
下記は一例です。
・こくちーず http://kokucheese.com/
・イベントナビ http://www.event-navi.ne.jp/
・ATND(課金代行あり) http://atnd.org/
・EVENT FORCE(課金代行あり) http://eventforce.jp/

外注のコツ

交流の時間を設けることです。名刺交換や業界動向の話をしながら親密になって案件をつかむわけです。
また定期的に開催するのも効果があります。例えばiPhoneのグラフィックデザインというテーマの勉強会を毎月1回開催するとiPhoneアプリやスマートフォン向けWebアプリでゲームを出そうという人が集まります。毎月顔をあわせていると「今度のゲーム、次の勉強会で相談してみよう」と考えるようになるのです。開催後のアプローチについてはイベントに参加する場合と同じなので省略しますが、主催者ということでアプローチ自体はしやすいです。ただし、開催内容とあまりにもかけ離れたことをメールで一斉配信したりするとスパム業者扱いされるので注意しましょう。

傾向

外注担当者と接触できる確率
目標とする企業がいる確率
イベントに要する時間
3点ともイベント内容により異なります。大規模なものほど時間がかかり、かつ来場者中に占める外注担当者や目標企業の割合も下がりますが絶対数が増えます。まずは小規模なものから試すといいでしょう。

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