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Web募集の探し方

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Web募集の種類

ここからは個別の営業方法について述べていきます。
まず、Webでの外注募集を探す方法です。
ゲーム会社はパブリッシャー・デベロッパーとも人手が不足しがちです。しかも新技術が次々と出現するので社内や従来の外注先で対応不可能な技術を必要とする事態が起きます。
なので外注募集している会社が多いのです。
これを探すには以下の2パターンがあります。


A)公式サイト(Facebookページなども含む)内の募集を探す
B)外注募集サイトでの募集を探す

A)は各企業の公式サイト内にある募集ページやニュースページの募集告知を探します。
これは1社ずつ、それも各企業ごとに応募方法が異なるので手間はかかります。
また、具体的な案件がなくてもとりあえず募集して、いざとなれば外注を頼める先を集めているケースもあります。こうした場合はすぐ仕事になりません。
ただし、応募しても手数料が取られることがありません。

B)はランサーズや楽天ビジネスなど外注募集サイトでの募集告知を探します。
これは募集サイトを毎日巡回するのでA)ほど手間はかかりません。
また、案件の状況(具体的に開発会社を探しているのか、単なる企画段階かなど)を掲載している場合もあり、この場合は即座に仕事になるかどうかが分かります。
ただし、募集サイトで応募・あるいは受注成功すると利用手数料を取られる場合があります。
これは募集サイトが登録案件を増やすために発注側からの手数料は無料にして受注側からの手数料で収益を得るビジネスモデルを導入しているからです。
受注側からも無料にしているケースもありますので利用前に条件をよく調べましょう。

受注のコツ

具体的な案件がある場合

具体的な案件があるとだいたいはコンペになります。
そうなると些細な事で優劣がつくケースが多いのです。
まず募集要項に書かれている条件通りに応募する事が重要です。
例えば、プログラム実績を教えてほしいと書かれていればプログラム実績を、Androidの企画実績を教えてほしいと書かれていればAndroidの企画実績を伝えます。何でもかんでも全実績を送ると「読んでいないな」と思われて不利になります。
応募方法もよく読んでおきましょう。「E-mailで」とあればE-mailで、「郵送で」とあれば郵送で応募します。違う方法で応募しても相手に届かないのです。
応募は見つけ次第迅速にしましょう。先に良い条件で別会社が応募していればサイト上では募集を続けていても社内では募集打ち切りにしているケースもあります。
立地も重要です。持ち帰り案件でも発注側とすぐに会える場所だと安心感が出ます。支社や営業所が近隣にある場合は地理的な利便性も伝えておくと有利になります。出来れば実際に会って話したいなどと書かれている場合は少々遠隔地でも出張して会える旨を伝えたほうがいいでしょう。

具体的な案件がない場合

とりあえず応募して担当者とソーシャルメディアなどでつながりを作っておくことが重要です。そうすることで具体的な案件が出た時に真っ先に声がかかって受注になるのです。この場合、具体的な案件がないからといって適当に応募してはいけません。案件への誠実さ、即応力などを見てきます。しっかり対応できるところを見せた上で、日々のつながりを良好なものにして行きましょう。

もちろん優先順位は具体的な案件がある方です。

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