ゲーム開発会社やフリーランスのエンジニアにとって、市場とはゲーム開発市場です。スマートフォン/PCを中心としたゲーム開発市場での、マーケティングやセールスといった「歩き方」を紹介します。

ゲーム業界の用語

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 初めまして。河井といいます。
 MYBS(マイビーエス)というゲームを中心としたモバイルコンテンツの開発会社を経営しています。昨今は携帯電話向けゲームの開発がメインです。

 さて、ゲーム市場というのは実態が意外と知られていないです。その中でもほとんど情報が出てきていないのがゲーム開発会社の営業です。

 そもそもゲーム開発会社とはなにか?
 営業するとはどういうことなのか?

 分からない世界では歩けないですし、改善しようもありません。それを紹介して歩けるよう、改善できるようにするのがこのブログの目的です。

 それではまずはじめにゲーム業界の用語を紹介します。
 例えば、旅行・航空業界ではインボラという聞きなれない言葉がありますが、これは航空会社側の都合で上位クラスの席に振り返られる(例えばエコノミークラスで予約したのにファーストクラスの席になる)ことを指します。また、日本では一般にマネキンという言葉はマネキン人形のことを指します。しかしアパレル業界ではマネキン人形の他にその語源となった販売員も意味します。CIは航空業界ではチャイナエアラインの略ですが、商社業界では伊藤忠商事の略です。

 それと同じように一般に用いられなかったり、一般や他業種と意味が異なる用語がゲーム業界にもあります。ゲーム業界内では日常的に使われていても、他の業界では知らないという用語がありますので最初に紹介します。ゲーム業界は変遷が激しく、新規に登場することもあるのでその際は適宜追加します。なお、企業や人によって意味がずれるケースもありますが、本ブログでは原則下記で統一します。

 

用語

意味

デベロッパー、ディベロッパー、デベ

開発会社のこと

パブリッシャー

販売・運営会社のこと

パブ

上記パブリッシャーの略の場合とパブリシティ(宣伝)の略の場合の2種類ある

CP

Contents Providerの略。ゲーム業界ではほぼパブリッシャーに等しい。

SAP

Social Application Providerの略。ソーシャルアプリ(ソーシャルゲーム)のパブリッシャー。日本だけの略称。なおゲーム以外ではドイツのビジネスソフトウェア会社SAP社を指す場合が一般的であり、またゲーム会社でもSAP社のサービスを使用している場合もあり、その場合はSAP社の意味になる。本ブログでは極力後者のSAP社の意味で用いる(前者の意味の場合は注記する)

コンソールゲーム/コンシューマーゲーム

家庭用ゲーム機(DSなど)のゲーム。CSと書かれていることもある。

アーケードゲーム

ゲームセンター等に置かれている業務用ゲーム。ACと書かれていることもある。

DLC

DownLoadContentsの略でダウンロードして入手できるコンテンツ(ゲーム内アイテムやアバター画像など)のこと

アルファ版/α版

開発途中のバージョン。バグや未実装などがあるケースが大半。

ベータ版/β版

開発途中のバージョンだが、アルファ版と異なり、関係者や一般に配布されてテストされるバージョン(本ブログでの意味)。ただし、会社によってはバグ修正が完了してパラメータなど不具合とほぼ関係ない箇所を調整するだけのものなど、リリース候補版に近いものを指すケースもあるので注意。

リリース候補版/RC/RC

正式公開の候補になるバージョン。

クローズドベータ

ベータ版の内、関係者など少数でテストするバージョン

オープンベータ

ベータ版の内、一般に公開して多数でテストするバージョン

デバッグ

バグを探して修正すること

Comment(1)

コメント

おお! 用語集、いいですね!! 業界ごとの用語とって業界外の人はまったく分かりませんから参考になります。

SAPも結構話題になりましたよね。「SAPと呼ぶのはやめよう」的なブログを何件か拝見しましたが、もうSocial Application Providerで業界的には決まってしまったのかな。。。

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