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2018年10月のウイルスレビューです。社内に報告にどうぞ。

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2018年10月のウイルスレビューです。私がマーケティング支援しているDr.Webの報告です。

ウイルス関係で社内に報告等をされている方は是非ご参考ください。

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10月、Doctor Webはオンラインスキャミングに関する調査の結果を公開しました。サイバー犯罪者による被害者数は1万人を超え、被害総額は2万4千ドルとなっています。

10月を通して、個人データを漏洩させると脅したうえでユーザーから金銭を要求するメールが配信されていました。スキャマーはメールアドレスとパスワードを含む登録データを複数のデータベースから入手していたと考えられます。犯罪者はそれらのアドレス宛に「パスワードを知っている。お前のコンピューターにマルウェアをインストールした」といった内容のメールを送信し、個人情報を公開されたくなければビットコインで500~850ドル支払うよう要求しています。

スキャマーはいくつかのビットコインウォレットを積極的に使用しており、 blockchain.comの情報から判断すると、すでに複数のユーザーが詐欺被害にあっています。

金銭を脅し取るこの手法は、このところサイバー犯罪者の間で大きな人気を集めています。犯罪者は様々な脅迫をメールで送信しますが、メールアドレスとパスワードの組み合わせは限られています。そしてもちろん、スキャマーはその情報を得るためにウイルスやトロイの木馬を使用したわけではありません。ユーザーはパスワードを変更するだけで、そのような攻撃から自分を守ることができます。

<10月の主な傾向>
・危険なサイバー犯罪者の活動を明るみに出す
・インターネットユーザーに対して金銭を要求する大量スパムの配信

(この続きは以下をご覧ください)
https://news.drweb.co.jp/show/review/?lng=ja&i=12898&fbclid=IwAR1Zn-xTPWG9pu3BJ-uJ8_wgo4E-pylbrorr2XIROrxHDyCCbjqM8XuPoxk


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