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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

申込書と一緒に契約書を見せない不動産業者ってどうなの?(やっぱりIT化が必要)

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娘の大学が美大に決まり、画材の運搬が大変なので、大学の近くに下宿することになったので、部屋を探していました。

南大沢の部屋が良いということになり、申込をしようとしたら、以下の状況になりました。

1.申し込み書に捺印をしてほしい

2.申し込み書を提出したら契約書を送付する

一見普通のように見えますが、申込書は仮申し込みにしないと、申込自体が契約行為なので、極端な話、契約してから後付けで契約条件が追加されることになりかねません。そうであえば、ずいぶんひどい話だなって思ってます。

不動産屋からしてみると、大昔からこの方法でやっているのかもしれないですが、一言で言えば「契約条件は明確じゃないですけど、それでよければ契約しますよ」ということなので、はっきり言って悪徳なにおいがします。でも、他でもきっとそんな感じなんだろうなって思います。不動産は基本がそういう業界なんでしょうね。

「契約書を事前に送ってほしい」

「契約書が事前に見れないなら、申込書の前に「仮」と書いて仮申し込みする」

と言ったら、「そもそも1年契約は他の大学向けに作ったもので、その美大学生向けに作ったのではない。2年契約でお願いします。」と、契約条件を上げてきた。

大学の寮はすぐに決めなければいけなく、娘がそこが良いというので、結局、申し込んだのですが、なんだかなぁ。

相手を追い込む意味で、条件を明確にせずにハンコを押させるという、やくざなやりかたが通用する業界なんでしょう。普通は不動産屋が不動産のプロで、お客様は不動産屋より素人なので、不動産屋が明確にしてわかりやすくするべきですよね。明確な不動産屋さんが集まって、このマークを付けているところは明瞭で誠実な不動産とわかるようにしてほしいです。(不動産屋さんも昔からの監修だったりするので、悪気はないのかもしれませんけど)

一方、最近、ネットを使って明確な不動産会社を進めている若い経営者の方々もいます。

私はそういう不動産会社を応援します。

そういえば、昔、KUSANAGIの事例集で「不動産流通システム」さんという会社の記事を書いたことがあります。この会社は明瞭な不動産売買で業績を伸ばしている革命児的な会社です。本当にこういう会社が成長し、明瞭なビジネスが中心の不動産業界になることを希望します。

https://www.prime-strategy.co.jp/achievements/jirei_reds/

明瞭な不動産業界を作るにはITによるシステム整備が重要かもしれません。Web上に契約書のひな型と申込書のフォームを置いておくだけでも違いますよね。

WebにアップするだけでがIT化とは言いませんが、そんなことすらできていない業者が多いのが不動産業界だと思っています。

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また私の近況は「吉政忠志」で検索されると大よそみえてきます。

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