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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

プレスリリースに会社の本社所在地と代表者名を書く理由

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広報業界で、プレスリリースのリード文に会社の本社所在地と代表者名を書くかどうかで少し話題になっているようです。

私の意見は「法規制もないので自己責任で書けばよいのでは?」と思っています。

一方で私はマーケティングアウトソーシングを生業にしているので、弊社のお客様の話となれば話は別です。その活動と成果に一定の責任を持っているため、基本的なことは守ってほしいと思っています。よって以下のように提案しています。

この投稿を読まれる方で参考になる点があれば自己責任で参考にして下さい。

今回の投稿はコメントもトラックバックも伏せております。議論をされたい方は自身のブログやSNSアカウントでお願いいたします。(私はその手の議論にはかかわりません)

<前提>

プレスリリースは会社の公式文章として発行されることを前提とします。

<プレスリリースに本社所在地を書く理由>

世の中には同業で同じ名前というのも一定数存在します。最近では仙台のS社と、著名な方があとから作られたS社という名前が同じで、紛らわしいということが一部で言われてます。一方で法務局で社名を申請する際には、ある特定の行政区画の中で同業界で同じ会社名を使用してはいけないというルールがあります。つまり、正式な会社名と本社所在地のそこで定義された行政区画(市とか区など)の住所まで書けば、会社を特定できます。それ故に、XX区XXX町XX-XX-XXとは書かず、本社所在地:東京都世田谷区 などと書くと思います。

<プレスリリースに社長名を書く理由>

別に社長名でなくても公印を持つ方で事業責任者であればだれでもよいと思います。プレスリリースでは、この事業に関する発表はだれの責任で行われているのかを明記しているだけだと思います。公印を持つ方は自身の責任で契約締結など対外的に責任を持てる方が公印を持ちます。20年近くプレスリリースを書いていますが、過去に取締役で書いたのは数件だけで、あとはほとんど代表取締役の名前で書いていました。やはり会社発表は会社の代表が発表するべきという考え方が多いのだと思います。

これに関して基本的なことは以上だと思ますが、大手企業で「XXといったらうちのことしかないです。」という方は省略されても良いような気がします。でも、私が記者だったら、不遜な感じに見えますので、弊社のお客様には提案しません。

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