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人気エバンジェリストのレッドハット 中井悦司氏のコラム「OpenShiftの機能紹介 ―― Dockerイメージの自動ビルド」

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人気エバンジェリストのレッドハット 中井悦司氏のコラムが公開されました。

今回は「OpenShiftの機能紹介 ―― Dockerイメージの自動ビルド」です。

今回はDockerの話です。無責任なことを言っちゃいけませんが、Dockerはきますよね!と個人的に思ってます。興味がある方はどうぞ!!

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 前回に引き続き、OpenShiftが提供する環境の全体像を踏まえて、「ImageStream」「BuildConfig」「DeployConfig」など、OpenShiftに固有の機能を紹介していきます。今回は、ビルド設定(BuildConfig)を用いて、Dockerイメージの作成を自動化する仕組みを説明します。

★Dockerイメージのレイヤー構造

 はじめに、Dockerイメージ作成の基礎として、Dockerfileによるイメージ作成処理の流れを復習しておきましょう。Dockerfileでは、まずはじめに、「FROM」命令で出発点となるDockerイメージを指定します。指定のイメージからコンテナを起動した上で、「RUN」命令で指定されたコマンドを実行するなどして、変更を加えたものが新しいDockerイメージになります。できあがったDockerイメージは、また別のDockerfileから、新たな出発点として指定することができます。つまり、Dockerイメージは、順番に変更を重ねていく、レイヤー型の構造になっています。

 この構造は、OpenShiftの環境でも同じです。前回の図1に示した「OpenShiftの全体像」では、OpenShiftで扱うイメージの種類として、次の3つがあることを指摘しました。これらはちょうど、この順番でレイヤー構造を作ります。

・ベースイメージ:OSレベルのファイルのみが入ったイメージ
・開発テンプレートイメージ:開発に必要なフレームワークなどが入ったイメージ
・アプリケーションイメージ:実行可能なアプリケーションが入ったイメージ

(この続きは以下をごらんください)
http://www.school.ctc-g.co.jp/columns/nakai/nakai85.html

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