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本格的なピカピカのアクアリウム水槽を手間をかけずに作る方法(使用している機材も全部公開)

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※このコラムはセット物の入門キット水槽を運営している人が、一歩ステップアップするときに参考にするとよいと思います。

アクアリウム=熱帯魚を飼う と言う感じの理解でよいと思います。(水草水槽などもありますので厳密には違う)アクアリウムというと、水替えがめんどくさいなど、かえって手間が増えイライラしそうと思う人もいると思います。アクアリウムが好きじゃないとやらないほうがいいと思います。そして、どんなにうまく作っても、水替えは必要ですし、魚はいつか死にます。ただ、かなり手間を減らせる方法があるので、今日はその方法をお伝えします。ここで書いている方法はあくまで私が経験した方法ですので、実践される場合は自己責任でお願いします。

さて、私はアクアリウムはじめてはや10年。一時期は海水水槽も含めて8本の水槽を回していたのですが、かみさんからの「もう、そういうのやめてください(敬語)」というアクアリウムショックがあり、水槽を一本にすることになりました。さすがに8本もあるとコストもバカにならず、慣れていない時期からの買い足しで増えてきたので、水槽外の部分の見栄えもよくなかったのです。(すっきりしていないというか、いろいろな機材があったのです)そこで熱帯魚が自然死する度に買い足すことをせずに少しづつ減らし、ようやく1年ほど前に水槽が2本になったのでした。

どうせいつか水槽が1本にするなら悔いのない1本にしようということで作ったシステムをご紹介します。アクアリウムを始めるときに、ちょっとお金に余裕がある方は参考にしてください。良いシステムなので、管理はめちゃくちゃ楽で、見栄えも迫力があって、きれいです。周りにパイプや機材も出てないのですっきりしています。

今回、私がこだわったのは以下です。

1.魚が快適。病気にならない。

2.水がぴかぴか

3.場所を取りたくないけど、迫力がほしい

4.手間を掛けたくない(毎週も水替えしたくない、月1回くらい)

5.水槽の外にいろいろ見えてほしくないです。きれいにすっきりがいい

6.安っぽいのは嫌い

そこで作ったのかこの水槽です。

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割とよくないですか??まぁ好みにもよりますけどw

前述の今回の拘りを元に作ったのがシステムに使用した機材は以下です。

・45㎝角の直方体キューブ水槽+水槽台(台にふたが付いていて、外部からは中が見えない。それほど場所はとらないけど、迫力のある感じ)
・外部フィルター「エーハイム プロフェッショナル3 2075」(小さな水槽で水量を増やすために大き目なものを用意)
・カミハタ UV殺菌灯 ターボツイストZ 9W(魚が病気になりにくく、水がぴかぴか)
・エーハイム インスタレーションセット2 排水用(φ16/22mm用) (4005310)
・エーモン G710 パワーポンプ(便利なポンプ)
・ゼンスイ LEDランプ 2LINE 450 ホワイトを2基(明るい水槽が好きなので。でも大きい灯りは嫌い)
・人工水草テトラ フレキシブルプラント(トリミングが面倒ですが、嘘っぽいのも嫌い)
・拳二個分の岩5-6個(実は今回のミソ。底砂の代わり)
・コトブキ マイクロパワーヒーターブラック 300W(寒いと仮死状態になりそのまま星になることも)
・パナソニック WH3301WP 24時間くりかえしタイマー(夜は静かにしてほしいため)
・生体(お好きなものをバランスよく、選んでください。

上記はペットショップで買ってもいいですが、通販が安いです。フルでそろえると定価で20万円近くしますが、通販だと10万とチョットで買えるはずです。うっ10万円かよと思うかもしれませんが、細かいものを書いたして、良いものがほしくなって道具をそろえたり、水槽を複数運転すると、これ以上の金額がかかるはずです。

さて、以下では前述の機材の使用方法と理由を書きます。

水槽は場所を取らない45㎝角の直方体キューブ水槽で外部フィルターが隠れる台付のセットにしました。45㎝角だと水の量が少なく魚が可哀そう(水が汚れや すい)ですので、ちょっと大きめの外部フィルター「エーハイム プロフェッショナル3 2075」を入れて、水量を増やし、水槽内部もすっきりさせました。(外部フィルターを入れると、フィルターが水槽の外になるので、水槽内部がすっきりします)

「病原菌退治」兼「水をピカピカにするため」に「カミハタ UV殺菌灯 ターボツイストZ 9W」を入れました。(やっぱり国産がいいです。外国製は殺菌灯が切れやすく、長く使うと水漏れもしますし、ホースの口径が微妙に合わなくてジョイントを かましたりするのでのでちょっと嫌) UV殺菌灯は本当に良いです。エアレーションとUV殺菌灯で、魚は相当長生きになります。UV殺菌灯で水がぴかぴかになります。UV殺菌灯を入れてから白点病などの病気はゼロになりました。ちなみに今回はエアレーションの個別機材は買ってません。一応持っていますけど、「エーハイム プロフェッショナル3 2075」の内部に水が落ちるときと、「エーハイム インスタレーションセット2 排水用(φ16/22mm用) (4005310)」の放水時にシャワーが出るので、そこでエアレーションを実現しています。

「カ ミハタ UV殺菌灯 ターボツイストZ 9W」と「エーハイム プロフェッショナル3 2075」をつなぐために「エーハイム ホース 3m (内径16mm/外径22mm)」を買って接続しています。実際は3mもいらないのですが、古くなった時の交換用に長めのを買い、今回の接続で余った部分を予備に回しました。古くなったのがわかる時は大体漏れた時なので、手元に予備を置いておきたかったのです。

「カミハタ UV殺菌灯 ターボツイストZ 9W」と「エーハイム プロフェッショナル3 2075」の組み合わせの人は、「エーモン G710 パワーポンプ」を買うことを強くお勧めします。「エーハイム プロフェッショナル3 2075」はホースと本体がレバーで簡単に着脱できる画期的な外付けフィルター(めっちゃ便利で部屋も汚れにくい)のですが、フィルターを掃除した後、気泡が残っていると、ポンプがうまく動かなくなることがあります。(実はコツが必要なのですが、コツは書いてないのですwwそしてそのコツは結構難しい)そんな時に、「エーハイム プロフェッショナル3 2075」の排水側に「エーハイム インスタレーションセット2 排水用(φ16/22mm用) (4005310)」を付けてください。「エーハイム インスタレーションセット2 排水用(φ16/22mm用)(4005310)」のよいところは、ふたが最上部についていて、そこからホース内部の掃除ができます。ただたまたま、そこの内径と「エーモン G710 パワーポンプ」がピッタリでして、気泡が入った時に「エーハイム インスタレーションセット2 排水用(φ16/22mm用) (4005310)」のふたを取って、「エーモン G710 パワーポンプ」の給水側を差し込み、放水側を水槽に入れて、シュコシュコと「エーモン G710 パワーポンプ」を動かすと気泡が取れて「エーハイム プロフェッショナル3 2075」のポンプが動き出します。ちなみに、「エーハイム インスタレーションセット2 排水用(φ16/22mm用) (4005310)」のふたを取る時と「エーモン G710 パワーポンプ」を抜くときに「エーハイム プロフェッショナル3 2075」のレバーで水流オフにしておかないと水浸しになるので要注意です。

明るい水槽が好きなので、ゼンスイ LEDランプ 2LINE 450 ホワイトを2基載せて合計4本にしました。めちゃくちゃ明るいです。そして、電力消費量も安くて、とにかく薄いのでオシャレ。気に入っています。

そ して、あえて底砂は引かずに、拳二つ分の岩で底を埋め尽くし、人工水草を入れて、お掃除楽々(と言うかそもそもほとんど汚れない仕様)な感じにしました。 通常は残りエサが底砂の間に埋まって水が汚れるので、実は底砂を引かないのが一番です。ただ、水槽の地肌が見えるのが私は嫌なので岩を曳いています。岩の隙間にコリドラスやエビが入って掃除してくれる仕組みです。

岩だけだと無機質なので、人工水草を入れてます。人工水草はテトラ フレキシブルプラントが圧倒的ですね。水に入れると本物そっくりです。昔は二酸化炭素添加などをして、真面目に本物を育成していましたが、トリミングの時間がとれないので、人口にしました。凄く満足です。

生体はカージナルテトラ60匹、ヤマトヌマエビ、ミナミヌマエビで10匹くらい、パンダコリドラス5匹、石巻貝5匹ですね。人工水草には海老が必須だと思ってます。

良く詳しくないのにいろいろな魚を混泳させる人がいますが、組み合わせが合わないと魚が死滅するので要注意です。同じ弱酸性が好きな魚を混ぜても片一方の種族が弱ることもあります。同じ種別でも大きさが違うとエサ独占のための戦い(いじめ)がおこり、弱い方が死滅することもあります。複数種族を入れてうまくいっている方はたまたまか才能ありますよ!

今回の組み合わせのカージナルテトラもヤマトヌマエビもミナミヌマエビもパンダコリドラス、石巻貝も全種族温厚です。パンダコリドラスは臆病で目が合うとすぐに隠れますが、すぐに出てきたりするうえに、そーっと覗くと気が付かなかったり、よく岩の上で昼寝しているので、めちゃめちゃかわいいです。パンダコリドラスの中のお勧めとしては2-3㎝の子供が一番かわいいです。ただ、子供のころは、死に易いので、大事に育てることが必要です。

あと、水槽を寝室に置いているので、夜は静かにしてほしいのです。そこで、「パナソニック WH3301WP 24時間くりかえしタイマー」を使って、夜は全てオフしています。かなり重宝です。

とまぁこんな感じでやってます。通常熱帯魚は魚にもよりますが、2-3年で寿命を迎えます。このシステムですと、手間をかけないのに、ほとんど死なずに長期飼育ができるはずです。ただ、寒冷地や熱い場所は、温度管理をもっとしっかりしたほうがいいかもしれません。

エサは一日一回、テトラ用の餌とコリドラス用の餌を少量、同時に入れています。エサが多いと水質が悪化し、水替えが必要になるので、エサを少なくするのがコツです。水替えは月に1回くらいです。月1回ですがUV殺菌灯のお蔭で病原菌が発生しません。水替えは「エーハイム プロフェッショナル3 2075」を外して掃除して、減った水量分をバケツに水道水(ぬるま湯 26度)にテトラ コントラコロライン プラス 1000ml を適量入れて、水替え完了です。今回のシステムでは水替え時の水温が重要です。冷たすぎたり暖かすぎると、心臓まひで即死しますので、絶対に注意してください。

アクアリウムで癒されたいと思う方は、是非自己責任でチャレンジしてみてください。私はフライフィッシングとアクアリウムは生涯の趣味にしようと思っています。それくらい、癒されてます♪

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