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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

技術者もエースをねらえ♪ 最後に勝つ技術者は営業力がある技術者かも

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営業マンの営業力が高いのはあるべき姿。
技術者が技術力が高いのはあるべき姿。

でも、技術者も営業力が高い方が良くないですか?
両方持っている人はやはり強りです。

そ して今、年金の支払いが引き上げられており、年をとっても働かなくてはいけない時代になろうとしています。エンジニア歴40年、60歳にいなった時、今エ ンジニアの人はどうやって働いていくのがベストでしょうか?60歳の状況なんてどうなるかわからないですよね。でも仕事がなくて困っているかもしれませ ん。会社に居場所がなくなり、遊び友達はいても一緒に仕事をする仲間がいなくなり、いよいよ一人になった時、自分で売り込む力である営業力がとても有効で す。その力があれば、再就職もできるかもしれません。

技術力は技術ともに陳腐化していきますが、営業力は陳腐化しにくいです。(多少はあります)営業力ほしくないですか?そこで、今日は営業力について、ちょっと考えてみたいと思います。

話 は変わって、私はサッカーが好きで、よく見ます。今年のワールドカップでもエースストライカーがカッコよくて、しびれてました。コロンビアのハメス・ロド リゲス、オランダのロッベン、他にもたくさんのエースストライカーがピッチを駆け回り、ゴールを決めていました。ホントにかっこよかったです。

エースストライカー、ポイントゲッター、エース(撃墜王)―。

そんな決めるときに決められる「エース」と呼ばれる人に憧れたことがある人も多いと思います。

決めるときに決められる人。
みんなに決めてほしいと頼りにされているときに決められる人。

決めるべき時に決めることができるからこそ、かっこいいのだと思います。

私も若い時、その会社のエースと呼ばれたくて、一生懸命仕事していましたし、一番じゃないと気が済まなくて、よく徹夜とかしていました。

ちなみに、エースストライカー、ポイントゲッター、エース(撃墜王)、それらのキーワードから連想される社内の役割は何だと思いますか?

私は営業職だと思います。ここ一番の大型案件や、勝負案件でビシッと受注できる様がエースっぽくないですか?男でも女でも決めるときに決められるのは凄くかっこいいですよね。

営 業はお客様の課題をヒアリングして、その解決案を提案して受注するというのが仕事です。受注するには「買ってください!」と言うだけではだめで、他社より も良い案を出す必要があります。その為に知恵を絞って、チームで案を考えて、お客様にしっかりと提案しなければなりません。大きな案件であればあるほど敵 も多く、提案の難易度が高くなります。でも、それゆえに受注をした時の喜びはひとしおです。

受注後、お客様と別れ際に「ありがとうございました!」と頭を下げ、エレベーターのドアが閉まった瞬間、仲間とハイタッチを何度もしたのを今でも覚えています。それくらい気持ちが良いのです。そして帰社後、、、

部長「で、どうだったんだ?」
私「顔に書いてありますよね♪ 逆転サヨナラ満塁ホームランですよ!」
部長「よくやった!おめでとう!」
(オフィスの中では拍手と先輩からの歓迎タッチの雨あられ状態に)

受注した営業マンにはそんな大歓迎がまっているのです。その様はゴールを決めたエースストライカーがベンチの前で称賛され、大観衆の前で拍手を浴びているような光景なのです。そんな経験は営業じゃないとできないですよね。

エー スストライカー、ポイントゲッター、エース(撃墜王)そんな言葉に反応する人、心が熱くなる人は、今エンジニアであっても、営業への道を考えてみません か?売り上げを作るノウハウはどこでも潰しが効きます。そして、それはビジネスにおいて一番重要なノウハウでもあります。そのノウハウを得ることで、一生 食べて行けるでしょう。

今、技術者の人で、この文章を読んで、興味がある方は技術を活かした営業の仕事をしてみて将来に備えるのもありです。



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