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ヤドカリを引越しさせる方法を実験してみた

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おはようございます。吉政創成の吉政でございます。

うちの海水水槽にはヤドカリが2匹います。
そのうちの一匹がこともあろうか、シッタカ(小さいわりに重い貝)に引っ越しをしてしまい、ちゃんと移動できなくなってしまいました。エサもちゃんと食べられなく、元気がなくなっていくヤドカリ。

このままではまずい!ということで、新しい貝殻を買ってきて、ついでに娘に絵をかいてもらいその貝殻に引っ越しをさせることにしました。

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名前は福ちゃんになりました。貝殻には「福ちゃんです。ボク幸せです。」と書いてあります。

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この顔は最近の娘の流行のオリジナルキャラクター(?)です。

水槽にこの新しい貝殻を入れて待つこと1週間。全然引越しする気配なし。どうやら新しい貝殻にたどり着くこともできそうにないらしい・・。これは早々に引っ越しさせねばまずい。。とのことで、、ヤドカリ君の引っ越し大作戦開始です!

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用意するのはピンセットとライターです。
ライター!そう!火あぶりにするのです。

普通に引っ張ってもヤドカリは出てきません。なぜなら自然界で引っ張り出されれば食べられるだけですから。ヤツも必死です。

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こんな感じにセットします。
下の水は塩水です。
貝殻の先端を火であぶり、貝殻の中の温度を上昇させ、暑さに耐えられなくなったヤドカリが貝殻から出てきて海水に脱出し、その先に仕掛けてある新しい貝殻に無事引越しする計画です。

ヤドカリにとって貝殻から抜け出るということは死を意味するくらい怖いはずですので、ちょっとやそっとでは出てこないです。

最初はカチカチとライターを2秒ごとにつけたり消したりします。
すると中が熱くなってきて、かなり貝殻の外まで出てきます。あと少しで下に落ちそうという時に、少し水槽を揺らしてしまって、すぐに引っ込んでしまいました。ちなみにピンセットは固定していないと、ヤドカリは怖がってさらに出てこないです。何度もやっているうちにヤドカリがかわいそうになり、心が痛くなってきました。

うむむ。失敗かww

一度貝殻を冷やそうと、海水に入れた途端、引っ越し先の貝殻を触りだすヤドカリ君。

これはもしかして引越しか!?

5分くらいいじって確認した後、すっと、引っ越しを完了させました。(引っ越しは瞬間でした)

きっと、この貝殻は危険であると恐怖体験から学習し、すぐに引っ越したのでしょう。

あっけない一幕でした。

福ちゃんごめんね。あつかったでしょう。

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今は元気に水槽を歩き回ってます。

よかったね、福ちゃん。

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