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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

ディザスタリカバリー(災害対策)の投資が活性化(IDC調査)

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4月20日に「既存対策の見直し等ディザスタリカバリ投資が活発に--IDC調査」という発表がされたそうです。

どうにも、震災関連とお金関連を同じ文章に並べると、多少不純な感じに見えてしまいますね。まぁ、そんな話はさておき、震災前に調査した結果として、2009年~2010年にかけてディザスタリカバリー(災害対策)への投資はどうでしたか?というアンケートをIDCがとった結果、減少が11%に対して、増加が24%で、増加が減少を逆転したそうです。

続けてIDCは震災によりさらに意欲が増すが、企業によって予算感が違うので、クラウドを絡め、ROIが高い提案をしていくべきとまとめています。(まぁその通りですね)

石原都知事ではないですが、防災都市ならず、防災国家を作らなければならないですよね。

とはいっても、DR対策、BCP対策は大手になればなるほど結構大変なものです。
できるだけ低コストで行うためには、システム面では仮想化が必須になると思います。

何故なら災害対策は日ごろの予行練習が必須で、人員の避難訓練は行いますが、システム復旧の予行練習を行っている会社は極めて少ないのが現状です。システム復旧の予行練習として一番行いやすい環境が仮想環境ですので、是非、この観点からも仮想化の推進をお願いいします。

ちなみに、本日、クラウドを選ぶためのセキュリティの考え方(クラウドセキュリティ)とBCP・DR(災害対策)を超初心者向けに解説した講義をUTMセミナーの中で15時~行います。興味がある方は是非ご参加ください。

※UTM&クラウドセキュリティガイドライン説明セミナー(4月21日 15時~:東京:無料)
http://nextit.jp/seminar/astaroVA0421.html

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