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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

「Ruby普及に追い風」という記事に対して個人的に思うこと

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@IT様のほうで、「Ruby普及に追い風」という記事がでましたので、個人としてのコメントを述べたいと考えています。

この局面で重要な要素は2つあります。一つはRubyのJIS化のお話しで、もう一つはパートナーシップの拡大です。

JIS化というのは技術者の方からみるとあまり興味が無いことに見えてしまうかもしれませんが、ビジネス上は大きな意味を持つ場合があります。単純に入札案件でRuby指名を行いやすくなると考えています。Rubyはご存知のとおり、世界に通用する国産の技術です。個人的には国策として強化するべきと考えています。また、同様に考えている官公庁の方々も多いのはご存知の通りかと思います。先日も東京ガス様のRuby事例の公開もあり、いよいよライフラインへの採用機運も見せ始めたこのタイミングでのJIS化は個人的に大きいと考えています。

また、もう一つのパートナーシップの拡大ですが、インテグレーターGoldにより、Rubyインテグレーターは差別化を行いやすくなります。昨年開始したRuby技術者認定Gold試験の難易度を考えれば、なおさらだと考えています。そして、さらに、JIS化に連動したように推進校プログラムが始まります。入札案件でRuby指定が行われるようになれば、一気にRuby教育のニーズが高まります。

皆さまはどう感じますでしょうか?

私は、Rubyの普及が一層げ実みを帯びてきたと強く感じています。

最後にセミナーのご案内です。Ruby技術者認定試験対策コースの体験セミナーが3月16日に東京で開催されます。Ruby技術者認定試験取得者の育成を来期検討されたい方、受験間近の方は是非、ご参加ください。

セミナーの詳細は以下をご覧ください。
http://www.school.ctc-g.co.jp/seminar/oss20110315.html

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