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スキマ時間はどこにある?

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歩きスマホをやめましょうという声が強まっています。危ないので当然ですね。

その一方でこれまでは3GやLTEの圏外だった地下鉄の駅間が圏内になったり、航空機での電子機器の利用が緩和されたりして利用の機会が拡大している面もあります。

わずかなスキマ時間をスマホで楽しく過ごす人は多いのですが、そのスキマの奪い合いはすさまじいものがありますね。スマホだけでも例えば以下のような過ごし方があります。

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ここにDSやPSPもあれば文庫本や目を閉じてウォークマンという過ごし方もあるのですから、熾烈な争いが起きても仕方ありません。本当かどうか知りませんが、Googleではインターネットの実際の利用時間を増やすために応答の高速化やユーザビリティの改善に多くの金額を費やしていると聞きます。検索回数が増えれば広告収入も増えるのですが、ページのロード待ちをしていたり、止まったページ内で探しものをするよりもどんどんマウスをクリックしてもらったほうが良いという考えなのでしょう。

Androidデバイスを開発しているのもPCを持たないユーザをGoogleユーザにすると共に、これまでネットに接触できなかった時間までGoogleを利用してもらえるようにしようという考えだと聞きます。そう考えてみれば、歩いている間はスマホを使わないようにしよう!という機運が高まるのを先取りしてGoogleグラスを完成させようとしているのかもしれません。歩いていてもOK,Googleの合言葉でネットに繋がれますからね。自動運転車も自動車に乗りながらネットを使えるようになるという意味で同じ方向性なのでしょうか。

そのうち夢の中にまで登場するようになるかもしれません。

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