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「左派運動はなぜ力を持たなかったか? 〜 3.11以降の5年間を振り返る 」と併せて観たい、映画「世界を欺く商人たち」

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学部や大学院の授業、職場での研修などなど、事例を使ったケース学習を経験したことがある方は多いかと思います。

そこから、メニューのレシピ的に具体的な手法を学びたい、最新の手法を知りたいという方も多いのですが、自分が指導されて実際に大変役に立っていると思うのは、この2つ

ケースに書かれている事実から論理を学ぶ問うことで、その学び方としては「論理の自分化」と「論理の発見」この2通りがあるよと。

ただし、現実の論理性、現実に起きたことの背景にあるメカニズムを考えたり、発見するのは簡単ではなく、ケースの授業では自分の見方の浅はかさに落ち込んだことは1度や2度ではありません。

意見を出し合う場で相手の意見を批判してしまうと活性化が阻害されるので、ブレストでは相手の意見への批判はしないのがルールですが、ケースにおいて導き出す論理は、どんなものでも良いのでしょうか?

私の場合は「筋の良い論理」「筋の悪い論理」があると指導を受けました。

これは、ケースに書かれている事実の解釈として間違っているものはやはりまずい訳で、何でもありとはいかないということを意味します。この点に関して自身の学習効果を高める(筋の悪い論理を組み立てない)ために、ロジカルシンキングなどの関連スキルを高め、論理的に考える能力を育てておくことの必要性を強く感じています。

一定の普遍性があり、抽象化することができれば他への応用も可能性として見出すことができるでしょう。

このような観点から、米国のたばこ業界が禁煙化の流れの中で、豊富な資金や組織力を活用しながらとった戦略と戦術がどのようなものであったか、そしてそのケースから他の業界がどのような応用パターンを展開したのかをこの映画からは学ぶことが可能です。

権力をもった側としては、反対派の即時排除だけでなく、出来るだけ時間を稼ぐか、負けるとしてもその負けの影響を小さくするという戦術が取れるのは大きなポイントです。

映画で描かれていることですが、論文自体に間違いがなければ個人攻撃をしかけ、シンクタンクなども活用しながら議論が混沌とさせ、一般人には理解できない環境を作ってしまうことで、衰退速度を緩めることができる訳ですから。

「世界を欺く商人たち」を見てもらうと、BLOGOSに掲載されている2つの記事

これらで描かれている件についても、権力側と改革を訴える側双方が参考にできる論理が見えてくるのではないでしょうか。前述の記事に興味をお持ちの方にはぜひ「世界を欺く商人たち」を併せて観ていただきたいです。

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