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残念ながらこいつもドローン規制の対象?スター・ウォーズファンとドローン好きが歓喜するミレニアムファルコン号のドローン発売。

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1978年、自分は13歳。

映画『スター・ウォーズ』は自分に多大な影響を与えてくれた作品です。

印象に残るシーンは沢山ありますが、その中でもXウイングやミレニアムファルコン号の戦闘シーンは印象深いものがあります。

スター・ウォーズを扱ったグッズは大人気で大きなビジネスとなっており、そこにテクノロジの進化がもたらしたのがミレニアムファルコン号のドローン。

こちらが商品紹介のビデオです。

A Millennium Falcon Drone can now be yours

(•_•)<) )╯Millennium / \ \(•_•) ( (> Falcon / \ (•_•) <) )> Drone / \

Posted by Mashable on 2015年9月3日

このドローンを単純に飛ばすだけでも楽しそうですが、きっとここからカメラ搭載モデルの登場やら編隊飛行のプログラムなど進化する可能性を感じさせてくれます。

ただこれ狭い部屋の中よりは、外で飛ばせたほうが楽しみも増すと思うのですが、首相官邸へのドローン侵入事件で屋外で楽しむのは非常に難しい状態かと思われ、こちらの記事通りだとするとほぼ全滅状態かと。

【日本の議論】「公園×」東京都ドローン規制に困惑の声 "未来の技術""テロの道具"混乱する泥縄対応(1/5ページ) - 産経ニュース

首相官邸の屋上に小型無人機「ドローン」が侵入した事件を受け、東京都は都立公園や庭園など119カ所すべてでのドローン使用を禁止した。「落ちた際、子供らに当たったら危険」との理由だが、「公園がダメならどこで飛ばすの?」と利用者には困惑も広がる。迅速な対応か、場当たり的な対策か。発展途上の"未来の技術"をめぐり、賛否が渦巻いている。

同記事では販売業者の声としてこのような意見を紹介しています。

ドローンの輸入代理店「ジーフォース」(東京都千代田区)の担当者は「自分たちは栃木県郊外の広い公園で飛ばしている。都内の公園は人が多く、やはり危険は伴うだろう」と規制に理解を示した上で、「ドローンがひとくくりで規制対象になっているのはどうかと思う。手のひらサイズのおもちゃのようなものまで規制する必要があるのか」と疑問を呈する。

おもちゃのようなものまで規制する必要があるのかに同意する自分ですが、規制法に産業界から大きな反対の声は挙がっていないという報道もあります。

免許制や登録制なお課題 ドローン規制法成立:日本経済新聞

規制法に産業界から大きな反対の声は挙がっていない。法規制で安全意識が高まり、ドローンの有用性を認めるムードが強まるとみているからだ。曖昧だった運航ルールも明確になり、企業はドローンを使ったサービスの立ち上げを急ぐ。

何事リスクがゼロということは無いわけで確かに一律禁止にすることの管理面での効果や責任の所在を明らかにしておくことの意味はあると思います。ただし実際に外で飛ばすことで得られる経験から学べることの大きさも忘れてはいけないと思います。

直近受けている大学院の授業が新規事業についてのもので、そこでは機会を活かすことの重要性、バッターボックスに立ってまずバットを振らないことには結果が出ないという問題、そして失敗から学ぶことの重要性について考えさせられることが多く、そこにはこういうことを活かすことが下手な日本企業の体質についてもケースで学びました。

ドローンはこれからのビジネス界においても変革を巻き起こす可能性があるという文脈で語られているのは2つめに紹介した日本経済新聞の記事でも理解いただけると思います。

そういう機会があるのに日本はそれらに一般の人たち、そして可能性のある小さい子供たちが触れる機会をどんどん狭めている規制強化は変革、イノベーションの必要性が盛ん語られる現在において合理的な施策なのか疑問を感じずにいられません。

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