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学習での成功体験が無く、新しい事に取っつき悪い人が抱えるリスク

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2~3年で技術革新が進む現代に勉強の経験ない人、習い事の経験無い人って食えなくなるリスクを抱えてると思います。

機械が仕事を奪うネタをブログやら学校のレポートなどでもこんな感じで何回か書いてますけど、

昭和の時代ならよく我慢してやったね...というタイプの仕事を機械が数分で処理してしまうことはパソコン使っていれば想像つきますよね。

そして技術革新がどんどん進むので、数年前とは仕事のやり方が変わるとか、仕事そのものが変わってしまうこともある訳で...

こんな時代ですから、過度に執着してしまうタイプ、柔軟性に乏しく変革に適応できないタイプ、新しい事を学び習得することが苦手なタイプにとっては、いろいろ苦労が待ち受けているかもしれません。

リーマンショック以降、景気回復してから企業の収益は向上しているけど、雇用は増えてないとか、テクノロジを利用して優秀な人が小規模であってもビジネスとして結果を出せる時代になりつつある兆候や数字は調べればいろいろ出てくるはず。

年齢が高く生活給として保障すべき金額は高いのに、現実問題として会社の売り上げに貢献できない働き方不適応を起こしている人材に給与を払い続けることに耐えられる組織がどれだけあるんでしょう。

自分もフリーランスとして仕事を切られた痛い経験はたくさんしており労働者の保護も課題として重要ではあると認識はしていますが、世界を相手に小規模な事業形態であってもITで儲けられる時代になってしまった今、雇い続けてもらう優位性をどう個々人が確保するのかって言ったらその基盤は、学習能力と変化への対応能力って気がします。

一例として、アインシュタインも言っているように、ITがこれだけ進化したいま記憶と整理ということは機械に任せて仕事ができる時代な訳ですからクリエイティブ志向になるのは当然の流れかと思います。

前述のようにビジネスの現場で求めらえる能力は大きく変化して、2~3年で仕事のやり方が激変する訳ですから、わたしはこれしか出来ませんという人を組織が抱え続ける理由が見つかるわけがありません。(フリーランスは古いやり方に固執すると明白に仕事が無くなる)

会社の中で、自分の仕事の速度を測ってスピードアップできるようにとかアドバイスするとパワハラだ労働強化だと言われる危険性があるご時世だと思います。

ですが、大学受験や資格試験で合格するためには、試験までに使える時間を逆算、合格に必要な知識を効率よく学ぶ工夫をしながら、試験時間に必要となるスピードで回答が出せるようにトレーニングする必要があることは大多数の人が認識しているはずです。

資格試験の勉強では時間を測ってパフォーマンスチェックするけど、会社の仕事になるとそういう取り組み出来ないのは何か腑に落ちないのですよね。

数年おきに異なるスキルセットが求められる時代に突入しつつあるいま、新たな知識習得を苦にしないよう、義務教育の頃からの学習経験の積み重ねか、趣味などでも構わないので習い事で成功経験を獲得しておくことって、これからの時代にすごく大切な素養になるような気がします。

社会が不平等だって指摘やら、再チャレンジが可能な社会とか抱える問題はいろいろありますが、雇い続けてもらう人たちも継続的な努力が必要なんですから、一度メインストリームから外れてしまったらその数倍苦労が必要なんだよな...と、しみじみ感じる今日この頃です。

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