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何やら「電話恐怖症」というのが爆発的増加中らしいですが、「電話というのは立場が下の人が相手に合わせるというのが普通」らしいです…

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各家庭に電話が普通に普及したのって何年くらい前になるのでしょうかね?固定電話を敷設する際の保証金とかもありましたよね?携帯電話の登場から、今では連絡先として固定電話の番号が使われないケースも多々ありかと。

FAXや留守電の普及、そして今はメールやSMSなどを利用して仕事関係、友達、家族などなど色々な人との連絡手段は多種多様になっていますが、仕事の場面において連絡手段として、そこは電話?メールどっちが良い?ってところに関しては年代やITスキルの違いで色々な考え方などもありつつ、

その辺の問題がいろいろ積み重なっている中で、上司からの着信で心身を病む「電話恐怖症」なるものが爆発的に増加中らしいです。

「約束の時間に遅刻してしまう場合でも、電話ではなくメールで連絡を済ませる若手社員の方が増えています。上司から怒られるのがわかっているから電話することができず、メールという便利なツールに逃げ込んでいるんです。メールでも伝われば同じじゃないかと開き直る人までいます」

上司への連絡ならまだしも、お客様や取引先への謝罪をメールで済ませてさらに大きな問題に発展するケースも少なくない。

電話に出られる状況でもあえて出ずに、留守電で用件を確認し、心の準備をしてから折り返す人もいる。

「電話が嫌いな人は、下手なことをいいたくないから、情報を頭の中で整理したうえで応答したいと思っているのではないでしょうか。電話というのは立場が下の人が相手に合わせるというのが普通なのですが、最近はどうやら立場が下の人でも主導権は渡したくないという気持ちが強いようです」(ビジネス現場の携帯電話やメール使用に詳しいアイ・コミュニケーション代表取締役の平野友朗氏)

この記事に接する以前に、凄いなと驚いたのは、秘書の方が社長に「PHSを渡してあるんだから、例えトイレでも持って行け!」と会議中に怒られたんだけどってこちらの相談

あと自宅でSOHOとしてWebの制作とかをやっている方から聞いた話しで、風呂に入っているタイミングで更新契約している会社から電話があり、出られず更新業務依頼しているのにって怒られたという話しを聞いて、上司なり取引先のタイプによって苦労する場面は色々あるのだなと思ったことがあります。

常時連絡が取れるようにするための携帯電話なので、前述の社長や取引先の想いも理解できる部分もありますが、やはりそこの度が過ぎてしまうと今回のような「電話恐怖症」という、うつや動悸・頭痛・吐き気・多汗などの心身症を発症したり、聴覚過敏や幻聴に陥るとか、はたまたマナーモードにしてポケットに入れた携帯が、着信していないのに振動していると錯覚する幻想振動症候群(phantom vibration syndrome)という、何かが太腿に触れただけで、脳が携帯のバイブと誤認してしまうという症状も出たりするようで、このようなリスクが生じるということも考慮しておくべきでしょうね。

確かに自分が連絡を取りたいときに執拗に電話を鳴らしてくる人って居ますけど、冒頭紹介したこんな「電話というのは立場が下の人が相手に合わせるというのが普通」って考えが根底にあるのだとすると、それはちょっと勘弁してほしいかな、、と(苦笑)

メールで何でも済ませてしまう問題についても議論の余地はありますが、今日はとりあえず受ける側の都合を無視した先方都合に対し自分の場合は「電話が嫌い」というよりは、交渉ごとが絡むような話しであれば当然安易な返事は禁物ですし、下手なことをいいたくないから、情報を頭の中で整理したうえで応答したいというのはそんなに非難される話しでもないのではと考えていて、

電話に出られる状況でもあえて出ず、留守電で用件を確認、心の準備をしてから折り返すというのは、別にサラリーマンに限らず、フリーランサー、自営業の人にとって自己防衛手段としてはまっとうな方策だと思うし、コミュニケーションが苦手な人だと指摘するのであれば、電話で即答を求めるのではなく、相手に考える余裕を与えてあげることも必要なのではないの?と思ったりもしつつ、

あれこれ書いているうちに、まあ状況切迫していないものはメールなりでやり取りしていて、どうにも行き詰った状態になって電話が鳴ると考えると、確かに着信に対する恐怖感ってあるよなって思わず苦笑いしてしまいましたw

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