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Androidタブレットに、iTunesの音楽を取り込む方法

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こんにちは、システムコンサルタントの長谷川渉です。

先日、iPadが突然、壊れてしまいました。
ディスプレイ以外は壊れていないようだったのですが、修理代+αで新品が買えてしまう見積もり金額を聞いて、一旦、iPadを使うのを止めてみようと、ふと思いました。

とはいえ、タブレット自体は手軽に持ち運びしながらネットやメール、文書系の作成や電子書籍(自炊含む)を読むには必須アイテムなので、Androidタブレットを買ってみました。

当初は実験用に1万円以下で買えるような格安タブレットも検討していたのですが、結局、メジャー系過ぎず、マイナー系でもないという落とし所を見つけ、ネットで購入。

早速、iTunesに入れている音楽をタブレットでも聞けるようにと思ったら、あぁ、そうだ、PCと繋げてすぐ同期って訳には、いかないのですよね・・・。

早速、簡単にできそうな同期の方法が無いものかと調べてみたら、自分に合っている方法が見つかったので、備忘録も兼ねてその方法を書いておこうと思います。

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さて、今回は「Winamp」というアプリを使います(PC、タブレット共に無料版です)。

このアプリ、おそらく10年位前に使っていた事があるアプリで、メディアプレイヤーとしてWindows標準のWindows Media Player 以外にも何か無いかなぁと、探していて見つけて使った記憶があります(その当時はWindows95だったと思います)。

今回、すごく久しぶりにこのアプリを見つけ、しかもタブレットとの連携に使うことになるとは、思いもしませんでした。

さて、Winampは、PCとタブレット、両方にインストールしておく必要があります。
インストール方法については、ここでは割愛させていただき、実際の同期方法に進みます。
※PCはWindows7 64bit版、Androidバージョンは4.1.1を使っています
※実際に試される場合は、個人の責任でお願いします

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1)タブレットのWi-Fi設定で、PCと同じLANに接続した状態で、Winampの設定で「ワイヤレス同期を有効」にチェックを付けておきます。
※デバイス名の設定をしておくと後で便利です
※このままタブレットのWinampは起動したままにしておきます

no37-01.jpg図1)最初の設定です

2)PCのWinampを起動すると「メディアをライブラリに追加する」画面が表示されるので、「iTunesからインポートする」をクリックします。

no37-02.jpg図2)最初のインポート時だけ表示されます

3)PCのWinampの画面左側にある「デバイス」メニュー以下に、1)で設定したデバイス名が表示されていますので、選択し、表示されたタブレットのアイコン上にマウスを移動させ「同期(S)メディアに転送」をクリックします

no37-03.jpg図3)自動でデバイスが認識されます

4)「同期」画面が表示されますので、転送される曲数に間違いがなければ「OK」をクリックすると、転送が始まります。

no37-04.jpg図4)2回目以降は、差分のみインポートされます(賢い!)

5)2回目以降は、タブレットのWinampを起動した状態で、PCのWinampの画面左下にある「ライブラリ」をクリックし、「iTunesメディアライブラリのインポート」と「iTunesプレイリストのインポート」をクリックし、手動で同期してあげましょう。

no37-05.jpg図5)同期中(転送中)は、アプリを終了させないように注意しましょう


以上、Androidタブレットに、iTunesの音楽を取り込む方法、でした!

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<1分間IT活用法>

今回は、ちょっとしたテクニックで締めくくりたいと思います。

コンピレーションアルバムというジャンルのアルバムがあります。
これには、いろいろなアーティストの曲が入っていたりするのですが、iTunesだと、簡単に1枚のアルバムとして登録されます。

ですが、Winampにアルバムとして登録するためには、iTunes上で、各曲のプロパティから「アルバムアーティスト」項目に、「アルバム」と同じ情報をセットしておく必要があります。

この情報がセットされていないと、曲数分のアルバムができてしまうので、ご注意を!


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