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ブログとネタのつくりかた その17(カレン山内さん編)

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こんにちは。【Six Apart】の齋藤です。
今日は、「社長」が書いているブログへのインタビュー第一弾です。Eメールマーケティングやブログマーケティングを手がけていらっしゃる株式会社カレンの山内社長にお話を伺いました。マーケティングのプロは今、どんな風にブログを書いていらっしゃるのでしょうか?

株式会社カレン 代表取締役 山内善行さん

カレン広報室 ベスト・メッセージングBlog
http://www.current.co.jp/blog/

[Six Apart]齋藤:
カレンの広報室ブログDescriptionに書いてあるメッセージはすごく印象的ですよね。
[カレン広報四家]さん:
2004年の3月に会社サイトをMovable Typeで構築したのを機にブログをはじめました。最初は広報室、つまり僕が書いていたのですが、徐々に社長にも書いてもらうように移行しました。
[カレン山内]さん:
慣れるまでには時間がかかりました。メルマガは見込み顧客を対象にしたメッセージングであるのに対し、ブログは幅広い層の人に届きます。更新のペースも速いし、当初はずいぶんネタ出しに苦労しましたね。
[Six Apart]齋藤:
拝見していると自然に、毎日のプライベートな出来事の中に仕事のことも含まれているというんでしょうか、そういう表現をなさっていますよね。
[カレン山内]さん:
今は、ランナーズハイ状況です。半年ほど前からネタ出しの楽しみ方がわかってきました。ブログ書きは、右脳と左脳のコンビネーションを鍛えるのにぴったりなんです。戦略立案する時の頭の使い方と非常に似ているなと感じます。
[Six Apart]齋藤:
どういうところが似ているのでしょう?
[カレン山内]さん:
将棋の羽生名人の脳の動きを調べた話があって、「次の一手」を決める際、膨大な選択肢のなかからまずは右脳が直感的に打ち手を見つけ、次に左脳が論理的に確認するのだそうです。僕もブログのネタ出しは、数ある日々の出来事のなかで「今日はこれを書こう」と大体の落としどころをまず決めます。そこから文章の具体化が始まるのですが、個人日記でなく企業ブログだから、それなりのロジックが必要。で、左脳的に肉付けをしていくと、最初に右脳がテーマを思いついたときよりも面白くなる時もあれば、書けば書くほどつまらなくなる時もある。そのプロセスが面白いですね。
[Six Apart]齋藤:
Webと、紙媒体とテレビだと、普段どんなものを見ているのか教えて下さい。
[カレン山内]さん:
定期的に決まったソースというのは、ここ20年くらい入れていないんです。人にすすめられたものを読むということが多いですね。その代わり雑誌は読み始めたら隣の記事も気になって、一冊まるごと読みますけど。翌週続けて読むということはあまりしていません。
[Six Apart]齋藤:
最近、読んだ本で何かおすすめがあったら教えて下さい。
[カレン山内]さん:
小説では、リリー・フランキーの「東京タワー」です。彼と私は年齢がほぼ同じで、地方出身というところや世代背景が重なります。ビジネスでいうと「となりの億万長者」という富裕層マーケティングにおける古典的な存在の人が書いた本ですね。これは、本の中に出てくるデータも目から鱗ですね。マーケティングの人にはおすすめです。
[Six Apart]齋藤:
山内さんのブログを見ていてふと気がついたのですが、箇条書きをよく使われますよね。これは、メルマガを書いていた世代の方(読みやすくするため)の特徴なのでしょうか?いかがでしょう?
[カレン山内]さん:
たぶん左脳で書くから、箇条書きになるのだと思います。企業ブログの難しいところは、広報・営業・採用・IR・社内広報・競合の目など、様々な視点を意識して書かないといけない点ですね。昼間は本業の仕事が当然優先されるので、深夜など疲れている時に書くことが多くなります。そんなコンディションで、多面的にチェックするなんて、僕にはとても無理。だから、書いたあとに必ず広報室がチェックや正誤確認をしてくれています。特に四家は夜に強いので安心です!
[カレン広報四家]さん:
最近は修正が必要な箇所も少ないです。山内は文章も話も面白いので、特に語り口や表現のニュアンスを大切に、等身大のキャラクターを出していきたいと思っています。
[Six Apart]齋藤:
ありがとうございました。私も帰りに、「となりの億万長者」を買ってみようと思います。

山内さんとのお話の中で一番印象的だったのは、「人に教えてもらう」「人に聞く」というフレーズでした。それから、新聞やテレビ雑誌などをもう20年ほど定期的に読むことをしていないというのも意外でしたが、気になったことは人に聞いたり調べたりしていくそうです。山内さんのおすすめの本がすごく魅力的に聴こえたのはさすが「すすめるプロ」ですね。そして、人からすすめられるのも上手な方なんでしょうね。きっと。

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TP

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