ウェブ解析の専門スキルを持つ「上級ウェブ解析士」及び「ウェブ解析士マスター」と事務局がチームとなり、ウェブ解析にまつわる観点から今のマーケットやデータ、さまざまな事象をわかりやすくご紹介します。

ウェブ解析コンサルティングで必要なこと

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一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)の小坂です。

最近、出張で地方に行く機会が増えました。
7月は企業研修で鹿児島に、初級ウェブ解析士認定講座で福岡に行ってきました。
「九州北部豪雨災害」で大変なことになっていて、
受講生の方も遅れて参加されたりしていましたが
(そのような環境の中で受講する心意気が凄いですね)
一日も早く復旧することを心より願っています。
前回の私のコラムでは、ウェブ解析の意義を事例を交えてお話ししましたが、
今回も事例を交えてお話しします。 それでは、早速問題です。 <問題> あるお客様から「ウェブ解析のコンサルティングをしてくれないか?」
という相談を受けました。 まず、最初にあなたがすることは何でしょうか?
1.アクセス解析のデータを見せてくださいとお願いする。 2.ウェブサイトを確認したり、競合の状況を確認して連絡する。 3.その会社の事業内容や今後のビジョンを確認する。 4.ウェブ解析コンサルの実績を説明する。 ・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・


<回答> どれも間違いとは言えません。

但し、「1」は少し問題があります。 なぜかというと、「初めて会った(相談する)相手に、
アクセス解析のデータをいきなりは見せてくれないことが多い」
ということです。
それはそうですよね。どのような人か企業かもわからないのに、
いきなり自社の重要な情報を見せられませんよね? まず、最初にやらないといけないことは、以下の二点です。
・お客様の状況(現状・課題)を知ること ・お客様に自分(達)が信頼に足る人間・組織であると思われること
たとえどんなにウェブ解析のノウハウがあっても、
人や組織として信頼を得られなかったり、
お客様の状況(目的やビジョン、置かれている環境等)がわからなければ、
いい仕事はできませんし、そもそも発注をもらうことはできません。
では、お客様から信頼を得るためにはどうすればよいのか? まず最初に、「お客様の企業の状況を事前に調査する」ことです。
公開企業であれば、IR情報等の公開されている情報から確認できますし、
ウェブサイトの内容を確認して、目指す方向性を認識できます。 (企業情報の中で経営者がビジョンを語っています)

次に、「キーワードツールなどで取得したデータを活用して、
お客様にとって有益な情報を提供する」
ことです。 ポイントは、
「情報をもらうためには、まずはこちらから先に有益な情報を提供する」
ということです。
これだけでも最初の印象は大きく違います。逆の立場で考えてみてください。

みなさんは、いかがでしょうか?
日頃の活動において、先に有益な情報を提供していますか?

今度、新しいお客様と出会う機会があったら、試しにやってみてください。

このような、「ウェブ解析コンサルティングで必要なこと」については、
上級ウェブ解析士講座の中でお伝えしています。


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<執筆者紹介>
小坂 淳(こさか あつし)
一般社団法人ウェブ解析士協会 事務局長
株式会社環 取締役 副社長
ウェブ解析士マスター

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