心が折れてしまう前に予防的視点でのメンタルヘルス情報発信

認知行動療法 ~イントロダクション~

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そろそろこのブログを始めるきっかけとなった、『認知行動療法』をテーマとした内容に触れてきたいと思います。

まず皆さん、『認知行動療法』ってどんなイメージでしょうか?

"療法"と言うくらいですから、医療行為に関するものだと予想はできるでしょう。

『認知行動』(もしくは『認知行動療法』)はアメリカの精神科医であるアーロン・T・ベック博士が初めて提唱し、その効果を実証したもので、うつ病やパニック障害、強迫性障害、PTSD(心的外傷後ストレス)などの不安障害や、摂食障害、パーソナリティ障害、双極性障害(いわいる躁うつ)、統合失調症など多くの精神疾患の、治療や再発予防に効果的であると言うエビデンスが多数残された結果、現在世界で標準的な治療法となっています。

日本でも2010年に認知療法がうつ病の治療法のひとつとして認められ、医療保険が使えるようになりました。つい最近の話です。アメリカから比べると20年近く後発な状況で、残念ながら日本は精神医療分野では非常に後進国であると言わざるを得ません。

さて、この『認知行動療法』ですが、実は精神科医などの専門家じゃないと出来ないか?と言うと決してそんな事はありません。

精神疾患のみならず、日々のストレスケアにも非常に有効です。

『認知行動療法』の本質をしっかりと理解し、自分自身と向き合うことが出来れば、誰でも自分で『認知行動療法』メソッドを有効に活用することが十分に可能です。

日本の精神疾患の患者数は現在320万人を超えています。(出典:厚生労働省)

ものすごく身近な病気です。その割に理解があまりされていない状況もまだまだ大きな課題であると思います。

そもそも、精神疾患がなぜ発症するのか、まだ医学的にも明確に解明はされていませんが、メンタル不調に『認知行動療法』が有効なことは様々な検証結果から明らかになっていますので、予防の観点で生活の中に取り入れていけると良いと思います。

次回以降で、詳しいメソッドについてご紹介していきますので、お楽しみに!

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