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心が折れてしまう前に予防的視点でのメンタルヘルス情報発信

日光浴はやっぱり良いらしい

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今日の関東は4月〜5月並みの暖かな日になりました。

久しぶりにたっぷりと日光を感じて元気になった気がします。

日光を浴びることは、体に良いと言うのは皆さんもご存知かと思いますが、''うつ"にも非常に効果があると言われています。

"うつ"になる大きな原因のひとつとして、ストレスにより、脳内の神経伝達物質の動きが鈍化することにあると言われています。
この神経伝達物質がセロトニンやノルアドレナリンです。

セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンは、『心の三原色』と言われる、脳内で重要な役割を果たす神経物質です。

ドーパミンは、「快楽物質」「脳内麻薬」などと言われる報償系の物質です。

ノルアドレナリンは、「危機対応物質」「やる気ホルモン」などと言われる活力の源になる物質です。

そして、セロトニンは、ノルアドレナリンやドーパミンの暴走を抑え、心のバランスを整える作用のある伝達物質で「幸せホルモン」などと言われる脳内神経物質のバランスを取る上で非常に大切な物質です。

このセロトニンは、太陽の光を直接浴びる事によって分泌量が増えると言われています。

確かにうつになって、部屋に閉じこもってしまった時には、全く意欲も湧かずにやる気スイッチが完全にオフになってしまった様な気がします。

うつの治療法として、よく使用されるSSRIやSNRIという抗うつ剤も、脳内でのセロトニンの濃度を高めるなどの作用を期待された薬物です。

しかしやはり薬の効果よりも自然の日光を浴びて正常なセロトニンの分泌を促す方が絶対に身体に良いと思いませんか?
日本の精神科は投薬主義がいまだに主流で、個人的にはあまり良い傾向ではないと感じています。

人間は自己治癒力がありますので、自然の日光を浴びて正常な脳内神経物質のバランスを保ちたいものですね。

これからに季節はまさに脳内のバランスを良くする絶好の季節だと思いますので、皆さんもお日様の恵みを存分に活用しましょう。

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