クライアントの言葉に傷つくことのあるSIの方や、SIの言葉に何か騙されているような気がしているクライアントの方へ

自動車が売れない理由に関する私的考察10~10回目なのでPDCA。

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もう一年経ちましたか・・・。

毎年この11月の第二週目の月曜日は「自動車が売れない理由に関する私的考察」と称して独自の観点から自動車業界に関することを勝手気ままに書かせて頂いておりました。2007年にこのタイトルで書いた後、思いつきなのか自分への強制なのか、何故そうし始めたのかも覚えていませんが、こんなに毎年書くことになろうとは思ってませんでした。今年が丁度10回目になります。

先に書いてしまえば、こういったルールで書くのは今年で最後にしよう、と思っています。事情は色々ありますが。来年になったら心変わりしているかもしれませんが。

『ここ数年の一連のエントリーにも書きましたが、自分の中で「毎年独自の観点から自動車業界に関することを勝手気ままに書く」というルールを作ることによって、一年に一回、自分が自動車業界に身を置く者の一人として、その時考えていることを棚卸ししても良いな、というのがこのエントリーの目的です。こうやって振り返りもしない限り、案外、一年前に書いたことなんて忘れてしまっており(苦笑)そして、その年、自分がどんな事柄に、何に関心を持ってたか、というのも自分自身で振り返る目的もあります。なので、「売れない理由に関する」、という表題は既に適切でない状態になっていることは先刻承知なのですが(苦笑)、そこはもう"枕詞"のようなものだとご理解下さい。』

・・・なんてことを毎年書いてきた訳ですが、その時どんな気持ちで書いていたんだろう、そして、その時書いてきたことは、今もそう思っているのか、いや違ったなぁ、とか反省するつもりがあるのか無いのか、10回目は総集編的に振り返ってもいいな、と思いました。よろしければお付き合い下さい。

2007年のエントリー:自動車が売れない理由に関する私的考察~それは「デザイン」と「塗料」
http://blogs.itmedia.co.jp/usrtodev/2007/11/1_514b.html

・・・今、読み返すとひどい文体。自分で言うのもなんだが非常に読みにくい(苦笑)それでもこのエントリーは色んな所で良くも悪くもネタにしていただきました。そして、こんなタイトルを付けてしまったのは当時の自分の傲りかつ焦り(苦笑)色々病んでたんです、当時。ただ、書きたかった内容である、例えば自分の青春時代の頃の約20年前なんかと比べて、今の時代、年数の経った車が古く見えないよねぇ、それは自分は「デザイン」と「塗料」の進化だ、と思ってる、っていうのは、今も思いは変わっていません。ほら、今からすれば10年前が2006年ですが、そのあたりの車、今もいっぱい走ってますが違和感無いと思いません?

2008年のエントリー:自動車が売れない理由に関する私的考察2~自動車メーカー自ら"単なる移動手段"として商品づくりをしてきたから
http://blogs.itmedia.co.jp/usrtodev/2008/11/post-e85a.html

これも途中のブロック、非常に読みにくい所がありますね、自分で書いておきながらなんですが(苦笑)。当時リーマンショックでですね、大変だった訳です、色々と。内容そのものはこの年の1月に書かれた同じオルタナティブ・ブログ、ブロガーのテクネコ加藤さんの、「自家用車をやめてみました」および「続:自家用車をやめてみました」と、高速の渋滞で隣に並んだワンボックスカーを見ると、子供が思い思いのゲームやったりDVDやったりしてお父さん頑張って運転している風情を見てなんでこうなっちゃってるかなぁ、自分の子供の頃の車でお出掛けってもっと楽しみなものだったのになぁ、という郷愁で書いていたとも言えます(笑)

2009年のエントリー:自動車が売れない理由に関する私的考察3~【番外編】先日のエントリーへの補足および未だに感じる「電気自動車による市場参入」への違和感
http://blogs.itmedia.co.jp/usrtodev/2009/11/post-7a8c.html

これはもう、いつものこの11月初旬の時期に、偶然その時日経ビジネスオンラインに掲載されていた連載小説の文言にイラッと来たから(笑)自分ごときがほざいた所で何かが変わるか、ってことは無いんですけどね(笑)この投稿のちょっと前の日に、先行で投稿した「みんな簡単に自動車製造に参入できるように言ってくれるが、それは、自作でPCが組み立てられたらサーバーメーカーになれる、っていうのと同じでは?」(http://blogs.itmedia.co.jp/usrtodev/2009/11/pc-6a90.html)とセットの内容になります。あの頃散々、中国の電気自動車メーカーが日本に参入してくるぞ、的な記事を見た気がしますが、7年経ちましたが・・・。この時にも書きましたが、「ビジネス」という観点で新規参入するにはあまりおススメできない。もっと効率の良い「ビジネス」があるでしょうに、ってことで。でも、未だにEVだったら簡単に作れるぞー、既存の自動車会社はやられるぞーなんて書いてある記事も見かける。なんでそういうことを言う人達はパワーユニットのことばかり言うのだろう。駆動系やボディの話はちっとも出てこない(苦笑)油断はしちゃいけませんし、法規制が物凄くある日本以外を見たら多少は状況は変わるかもしれませんが、「人の命を預かる」商品だってことには変わりないと思うんで、ほんと超個人的な主張ですが、「やれるもんならやってみてください」という所が未だに強いです(笑)

2010年のエントリー:自動車が売れない理由に関する私的考察4~「エコカー補助金」という"麻薬"の副作用?
http://blogs.itmedia.co.jp/usrtodev/2010/11/post-f140.html

これは、なんか心配になって書いてみたけど・・・「エコカー補助金」による影響については外したって感じですかね、今となっては。統計情報等確認すると。でも、文章の最後の方に書いた、整備工場のキャパシティ問題は、今もなお業界的課題だと思います。(この後出てきますが)2013年に書いた話とも相まって・・・。

2011年のエントリー:自動車が売れない理由に関する私的考察5~いや、そもそもメーカーが車を製造できないなんて・・・。
http://blogs.itmedia.co.jp/usrtodev/2011/11/post-fee2.html

東日本大震災後のエントリー。これも自分がどうのこうの言った所で変わる訳は無いんだけど、当たり前なんだがサプライチェーンって重要だな、と。聞いた話でここに書けない話もあったんですが、この文章読み返すとそれを思い出させられるというか。永遠の課題なんでしょうけど。効率を追求することと、常に代替案を持っておく、ということはある域まで来るとトレードオフになってしまうので。ただ、自動車業界に身を置くものとしては、どこかでそれを意識しておきたい、そんな投稿でした。

2012年のエントリー:自動車が売れない理由に関する私的考察6~いつまで日本で生産させてもらえますか?
http://blogs.itmedia.co.jp/usrtodev/2012/11/post-1f15.html

この時は円高だったのか・・・しかも80円台だったのか。今のように100円で円高と言ってるより超円高ですね!正直、ネタに困って思いつきで書いたような覚えがあります。あと、「受託車」と「OEM車」の違いを書いてみたかった、というか。ただ、この工場の関連図を作るのには正直時間が掛かりました。もうそれ作っただけで達成感というか。そしてその元データは(以前に投稿しましたが)個人のハードディスク障害で未だに復旧できずに居ます、あんだけ頑張って描いたのに・・・。「この円高基調が続く中、再度、円安に振れる、ということはなかなか想像し難く」については、この段落冒頭のように大外ししてますね・・・。

2013年のエントリー:自動車が売れない理由に関する私的考察7~車が販売できても整備ができない、なんて話が本当に来るかもしれない
http://blogs.itmedia.co.jp/usrtodev/2013/11/post-6c33.html

3年前の投稿ではありますが、これについては本当に今も喫緊の課題らしい、と聞いています。「整備士目指してもいいよ」っていう高校生のお子さんが居られるよって方は直接ご連絡をいただきたいぐらい。某学校をご紹介します(笑)

2014年のエントリー:自動車が売れない理由に関する私的考察8~今年は無題ですみません。
http://blogs.itmedia.co.jp/usrtodev/2014/11/post-1f15.html

これは税制の制度についての諦めに近い(苦笑)思い起こせば、自分がきちんと自動車販売会社の業務系に携わったのが、自動車のオプションの消費税が4.5%から3%に変わることに対するシステム変更だったので、もうずっと税金絡みには携わってる(苦笑)自動車に関する税制が変わる度に業務ができ、某か関わってきたんです。またあるんですよね、近々。寄付金付ナンバープレートとか寄付金付ナンバープレートとか寄付金付ナンバープレートとか・・・。

2015年のエントリー:自動車が売れない理由に関する私的考察9~東京モーターショーの説明員に立って
http://blogs.itmedia.co.jp/usrtodev/2015/11/post_7858.html

これは去年のことなんで、もう一年経っちゃったのか、あれから、という気持ちが強いです。説明担当をしていた車、もうお客様の元に行ってるはずです、台数限定の車だったので。東京モーターショーの段階では発売前でしたが、発売後、また説明員を担当することになった大阪モーターショーでは「買えなかったじゃねぇか」「もうお前んところのブランドなんか嫌いだ」とか言われることもありましたが、「この前、お金払ってきたよ」というお客様も居られました。どうでしょうか、その後。ご満足してお乗りいただけていますでしょうか。またどこかでお会いできる機会があれば感想を伺いたい所です。

こうやって過去の記述を振り返ってみると、最初の2007年については個人的な事情にて11月に書くことにしたのだけれど、某か出来事やら強く思うことが11月にあったように思います。そういう意味ではほんとここ数日の自動車関連ネタで言えば今回は「高齢者の安全運転」について書くべきだったのかもしれませんが、それについては自分がまだまだ不勉強な所があるし、何より情報が足りてないので、それはまた今度機会があれば書いてみたいと思います。ただこうして書いておけば、やっぱり自分の備忘録となる訳で。

PDCAになってないじゃないか?って。そうです、もっともらしいタイトルを付けてしまうのは2007年の時と変わってません。だから最後の悪あがきということで(笑)

来年、心変わりしていたら、またお付き合いいただければ、と思います。

一旦は締めます。これまでありがとうございました。

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