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「東京」と「大阪」で違いを感じること(5)~やっぱり「ケイドロ」が標準なんですかね。

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昨晩放映のドラえもんにてリアルな「ケイドロ」ができる、というひみつ道具が出てきまして、「そうそう、この話書きたいな」と前から思っていたことを思い出したので書いてみます。

そもそも「ケイドロ」ってご存知です?

番組の中でも言ってましたが鬼ごっこの一種と言えば一種。鬼が一人じゃなく、逃げる側と同数居ることが特徴でしょうか。もちろん奇数の人数で行う場合は片方が一人増えますが。

フジテレビの番組でやっていた「逃走中」なんかは完全にこれをもじったもの、というか。

これ、みなさんの地域では何て言ってました?

自分がよくやっていた小学校の頃、地域での呼び名は「ぬすたん」でした。

「ケイドロ」だったら、警察と泥棒、「ドロケイ」の地域もあるようでそこなら泥棒と警察、うちらの地域の「ぬすたん」は盗っ人と探偵です。

ウィキペディア見ても相当色々数あるようです。

ウィキペディア「ケイドロ」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AD

またドラえもんの話に戻るんですが、公平にチームを分けるためのアイテムなんてものも出てきまして、これが放射状に光を放ってランダムに警察側と泥棒側を分けるなんてこともやってました。

これ、「ぬすたん」の分け方なんですよね。

ウィキペディアには「いろは歌」を利用することもある、と書いてありますが、実際の選び方まで書いてなかったので書いてみます。うちの地域のみのルールかもしれませんが。

「ぬすたん」では「いろは歌」をこう使います。

子供達みんなで片足を出して、どこから初めてもいいんですが、一人一人の足をさしながら時計回りに「い・ろ・は・に・ほ・へ・と・ち・り・ぬ」の所で当てられた人が逃げる側の盗っ人。盗っ人で指名された人は足を引っ込めて、またそのみんなの足が放射上に出ているまま、次の人から「る・を・わ・か・よ・た」の所で当てられた人が追いかける側の探偵。また探偵で氏名された人は足を引っ込めて上記の選び方を繰り返して選んで行き、最後二人になってどちらかが当てられた段階でチーム分け終了です。

「みんな足出して!」と言われた段階で、誰と誰の隣になるか、その時の参加人数が何人居るか、どこから「いろは歌」を数え始めるか、なんてわかりませんから、極めて公平なわけ方だなぁ、これ最初に考えた人誰なんだろう、とか子供心に思ってました。

と同時に、だから「いろは歌」を使わなきゃいけないから「ぬすたん」で他の呼び方しないんだ、とも思ってました。小学生時代の話ですが本当です。

成長していくにつれ、(なんでそんな話をしたり、出てきたのか忘れましたが)、この手の遊びの話をして少なくとも自分の周囲では「ケイドロ」が圧倒的で『「ぬすたん」なんて聞いたこと無い派』が多数居ることにびっくりしました。

ドラえもんの番組の中では「ケイドロ」でしたが、この「放射状に光を放ってチーム分けするアイテム」を考えられた方は、案外「ぬすたん」派でみんなが足を出してるところを思い出しながら作られたんじゃないかな、と思いました。

繰り返しになりますが、これ、みなさんの地域では何て言ってました?ちなみにうちの妻は神戸の人ですが、「ドロケイ」で『「ぬすたん」なんて聞いたこと無い派』でした。orz

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