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戦略、プロモ、広報など実務から見たマーケティングをお話します

最近、オフィスのOA環境を改善していますが・・・

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大きい会社に勤めている時は、会社にキマリがあり、PCおよび周辺機器などは会社の支給品を使っていましたし、ソフトウェアも会社が決めたものを基本としていました。わがままを言って、特別なものを購入してもらったり、規則外のソフトウェアを使わせてもらうこともありましたが、基本的には会社の規定を守っていました。確かに、選択の自由はなくなりますが、その反面環境の整備やトラブルへの対応は、サポート部門が一括して行ってくれるため、楽でした。

自分で会社をおこして、4年以上経ちましたが、会社を作ったころは、自分の思い通りに機種やソフトウェアを選定でき、「こんなに楽しいことは無い」と買い物マニアで新しい物好きである私はその環境を楽しんでいました。

最近では、やれ「無線LANのセキュリティが」、「ディスクのバックアップが」というように、気が回っていなかった部分に関して気付くたびに、機器構成やソフトウェアの修正など、いろいろなことを自分行っています。

そんな中で、一部のPCでWindowsをXPからVistaに入れ替えましたが、これが結構大変な作業で、入れ替え自体も時間がかかりますが、それ以上にアプリケーションの再確認やら、いろいろな問題がおこり、四苦八苦しました。確かにVistaはそれなりに使いやすいですが、導入に掛けた時間を考えると、ソフトウェアの生産性が上がっても、その分で導入工数を回復するのには結構時間がかかるのではと思います。

また、初めてOfiiceも2007にしましたが、これがまたインターフェースの変更等で、2003をずっと使っていた人には慣れるまで一苦労です。これも生産性が上がっても、慣れるまでの時間を考えると、いつ採算が取れるのだろうと不安になります。

ネットワークの機器の入れ替えでも、マニュアルどおりに行なってもトラブルは頻発し、その回復に苦労しますし、本当にネットワークを構築したり、ITを自分で管理することは大変ですね。

改めて、サポート部門のご苦労と、大企業のように体制がしっかりしているところの良さを痛感させられました。

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