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夏休みの宿題

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小学校や中学校のころ、夏休みには自由研究などの宿題がありました。理科であったり、社会であったり、とりあえず自分でテーマを探して、研究を行うという内容でした。何をやるかを含めテーマ探しも大変で、そして何よりも先延ばしにして時間が無くなって大変なめにあったことを記憶しています。

今も変わらずに、同じことが行われているようですが、テーマ探しはインターネットの検索等でかなり楽になっており、また調べる時にもかなり手間が省けるようです。

子供から相談を受け、ついついネットで調べてみてサジェスチョンを与えてしまいがちです(私もそうです)。しかし、実験の主題を考えること、手順を考えること、実際に調査・研究をし、結論を自ら組み立て証明することなど、これらの作業には非常に重要な作業であり、教科書での勉強よりも将来役に立つものだと思います。従ってお手伝いはしても、自分であれこれ悩ませることが必要なのではと思います。

仕事も、同じでテーマは与えられていますが、どうしても段取りを考えることが遅くなり、時間がない中での調査や資料作りになってしまいます。子供も学校の自由研究で大変な状況のよこで、それを諭す親が同じ状況で仕事をしていては本来お手本にはならないうえに、お話の説得力も無くなってしまいますね。夏の後半は、親子でそれぞれ追い込みになりそうです。

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