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考える時、頭の中で発する一言

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問題や物事を考える時に、どのように考え始めますか?ここでの問いかけは、思考方法、フレームワーク、論理的な考察などといった難しいことではありません。漠然と考え出す前に、頭の中で一言問いかけをしていますか?という問いです。

人間は無意識のうちに、やりたくない、避けたい、考えたくないという気持ちを持っていることが多いと思います。そんな状態で漠然と考え始めると、ネガティブな結論や要素のみが抽出され、かつ一方的な考えのまとめ方になります。ベンダさん等からの検討資料で、難しい問題解決や製品・サービス・スキルと合わない内容に関する問題検討などの時に、資料から漂ってくる雰囲気などに、「考え始める前に、ネガティブな気持ちから入っているな」と察するときはよくあります。

物事を考えるときに、頭の中で常に自分にポジティブに問いかけてみることで、今のような深層心理または心理的なネガティブさ、さらにはそこから発する一方的な意見構成や、検討・思考の漏れはある程度解決できると思います。必要な問いは、要件であれば「何がしたいのか?」ですし、問題・課題であれば「どうすれば実現できるのか」という問いになります。ネガティブに走る場合には「どうしてしたいのか?」が「何をしたいのか?」の前に問いかけになりますし、「どうすれば実現できるのか?」の問いの前に「どんな阻害要因があるか」または「実現できるのか?」という問いになります。

目の前の問題や課題には、確かに難しいもの、実現できないものも多くあります。しかし、考えるということは、できない理由、やらない言い訳を考えることではなく、何をしなくてはいけないのか、どうやったできるのか、さらには他にもっと良いやり方がないのか、というプラスに回っていく思考が必要になります。

そのためにも、このポジティブな頭の中での最初の一言が、まとまる考え、資料だけでなく、仕事の結果、さらにはビジネスパーソンとしての評価にもつながっていくと思います。

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