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ニュースサイトの価値

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Yahoo!ニュースの統括責任者の方のインタビューは、楽しく読ませて頂きました。
Yahoo!ニュース担当者が語る!【1】朝日も日経も“競合じゃない”
Yahoo!ニュース担当者が語る!【2】囲い込みなんて、時代遅れ
Yahoo!ニュース担当者が語る!【3】競合は“友人のブログ”

「今、お客様が欲しているのは、二次的な情報、つまり、コメント、ブログ、ソーシャルブックマークサービス(SBS)などによって生じる、他のお客様との情報共有や相互作用なのです」
というのは、とても正しい認識だと思いました。その点、一次情報を扱う代表格だった新聞社は、速報性やスクープによる情報の囲い込みがユーザの囲い込みにつながる、というドグマから抜け出せずにいる感じがします。既に速報性では、TVやネットに完全に負けています。号外が受けるのは速報性以外の部分になっていることに気づく必要があります。結局、オンリーワンのスクープに依存することになり、捏造や「アサヒる」ことになってしまいます。

「Yahoo!ニュースへの提供記事内に、提供元が自由に【関連記事】リンクを貼れるようにしたんです。そうすれば提供元のサイトにもトラフィックが流れるようになりますからね。」
ユーザ視点に立ち、外部へのトラフィックに寛容になったことは、大きな方針変更だった、と言えるでしょう。提供元のメディアは、関連記事をいかに読ませるかが自サイトへの誘導の鍵になります。かと言って、もともとの記事が誘導ネタでは読まれないので、しっかりとした1次情報としての価値を持つことが必要になります。情報源に直接当たるなど独自取材の有無が重要になると思われます。

以前のエントリーでも書いたのですが、ニュースサイトで重要なのは、ニュースなのかニュースに対するコメントなのか、というのは、一次情報なのか二次情報なのか、という問題でもあると思いました。今後はさらに、三次情報や1.5次情報が重要性を増してくるものと思われます。

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