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2007年10月30日 » |
まだまだ怪しい噂の多いSEOの世界で、ケンコ-コムの丸さんのインタビューは、とても参考になりました。
ロングテールを支えるSEOノウハウとは?――ケンコーコム・丸敬弘氏
「まだ売り上げが70万円くらいしかない当時、ヤフーのトップページに広告費を投下しすぎてつぶれかかりました(笑)。当時首脳陣は、ネット上で人通りが多いところに広告を貼りさえすれば、ユーザーがたくさん来て商品が売れると思っていました。」
お金があると、知恵が出ないパターンだと思います。
「まずは検索エンジンのロボットクローラーがどう動くのかを考えることです。クローラーの動きは、基本的に、人間がロボット型の検索エンジンで検索したときと同じ流れです。必ずしもトップページから(商品ページへ)来るわけではなく、むしろトップページよりも、下のページ(商品ページ)に直接たどりつくことが多いわけです。」
基本に戻ることは重要です。基本に戻ることで、オリジナリティを発揮することが可能になります。
「私はあまり、第三者の作るSEO情報サイトやコラムは見ないです。今は直接ヤフーやGoogleの開発者のブログを見られますので、それで十分足りると思います。」
伝聞情報に依存するのではなく、原点に当たることが重要です。伝言ゲームと同じく、情報が流通する間に真実とは乖離していきます。きちんと自分の視点を持つことで、SEOコンサルタントの活用価値が高まると思います。
「ロングテールを行うということは、そのアイテム数を抱える物流がキモになるわけですね。」
これも見落とされがちな観点です。お客さまとの信頼を築くには重要なポイントですし、実際には多大なコストがかかる部分です。
「AmazonのベソスCEOは昔、「Amazonの最大の強みはレコメンデーションやWEBシステムではなく、物流にある」という発言をされていたのを思い出しますね。」
私は、ちょうど10年前(1997年5月以降)、勤務していた九州の建設会社のHP(ホームページ)を管理していた関係で、仕事に関する思いなどを日記として書き綴っていました。今で言えば、ブログということになりますが、コメントを付けることも出来、Web2.0的でもありました(トラックバックはありませんでした)。BBSもありましたが、HPを訪れる読者は、日記に対するコメントやBBSに対する書き込みを楽しみに訪れてくれました。日記の内容はあくまできっかけで、ハンドルネームでのやり取りがとても心地良かったことを覚えています。
ブログ自体は、あくまでも個人の記録であって、集合知でも何でもありません。コメントが集まって初めて、集合知的な意味合いを持ちます。ブログがWeb2.0的価値を持つとすれば、BBSやメールリストでスレッドを立てることと同じような意味でのネタ提供であり、コメントが荒れないようにブログ所有者として配慮することが重要だと思います。そういう作業の積み重ねがあってこそ、良質なコメントが揃い、ブログ全体が(2ちゃんねる的な意味合いで言えば)良い板になっていくのだと思います。
そういう意味で、YahooJapanがニュースサイトにコメント欄を設けたのは、重要なポイントだと思います。
新聞3社共同ポータルに対抗 ヤフーがニュース・コメント欄
Yahooの方の「うちでは記事を作ることができないので、このままだと、ほかのサイトとの違いがなくなってしまいます。そこで、コメント欄という付加価値を付けて、ユーザーの方に楽しんでもらうのが重要と考えました。2ちゃんねるは、特別に意識していません」という発言は、ニュースサイトで何が価値を持つかについて、重要な視点です。
ニュースサイトで重要なのは、ニュース自身なのか、ニュースに対するコメント(の集積)なのか。
迷走する新聞社の生き残り戦略のポイントもここに集約されると思います。従来の紙メディアで繰り広げられていたスクープ合戦で疲弊するよりは、ネットでは優良な読者の力をいかに呼び込むかが重要になると思います。そういう意味で、自らの視点をきちんと提供し、いいスレッドの立て方をすることが、Webメディアには求められている、と思います。
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