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2007年10月27日 » |
サイバーエージェントの社員が、ニュースリリースの配布前にその内容の一部を勝手に自身のブログで紹介した件に関しては、賛否両論が飛び交っています。
CA社員リリース前に情報漏えい 問題あるかないかの議論沸騰
アメブロがデマをまき散らかしてクソ迷惑なのでまたWeb屋のネタ帳みたいなことを書く
アメブロのRSSのアドレス変更の是非の問題(私は、リダイレクト付けるべきだと思いますが)は識者の意見を聞けばいいと思いますので、ここではリリースとブログとの微妙な関係について、書いてみます。
企業の効率的な情報伝達手段として、従来は、マスメディアに対してニュースリリースを配布していました。最初に入った会社でも、霞ヶ関の記者クラブにリリース原稿を封筒に入れて、50部ほど投げ込んでいました。配布時間は厳格に守られ、リリース原稿は入念に事前のチェックがありました。上場企業の情報開示、という意味合いもありましたが、マスメディアと公平に接する手段でもありました。この手法によって、企業は自らの風評をコントロールすることが可能でした。
インターネットが普及し、ブログなどで個人が情報発信できるようになると、上記の情報統制による風評コントロールは少しづつ支配力が弱まっていきます。従来は握り潰していた、お客さまからのクレームや社員の内部告発などが、想定外に知れわたります。古くは、東芝のクレーマー事件や三菱自動車の隠蔽問題など、情報統制で隠蔽していた事実が露見しやすくなり、法令順守の重要性が声高に語られるようになりました。
最近の赤福やミーとホープや不二家の問題のように、法令違反の場合は情報統制を違反隠蔽に使っているので悪質ですが、微妙なのは、今回のサイバーエージェントのようなケースです。実際に犯罪行為を隠蔽したり、虚偽の事実の捏造ではない訳ですから、情報統制も可能でしょうが、ブログでの情報提供が先行したことで、情報統制がなっていないという批判は、少々論点がずれている気がします。情報自体(RSSのアドレス変更)の是非を問うべきであって、いい加減な情報に対する対処法は、経験を積んで個人がリテラシーを上げていくしか方法はないと思います。
企業を守るという美名のもとに、ブログに勝手なことを書くな、という情報統制を厳しくすることが、いい企業の条件だとは思いません。「書くな」と禁止するよりは、書き方の指導をすることこそが、Web2.0時代に求められる企業姿勢だと思います。
今年の7月から、私が住んでいる地域では、不燃ゴミの回収が隔週になりました。正確に言うと、以前の不燃ゴミが可燃ゴミとなり、ビン・カン・ペットボトル以外は、全て可燃ゴミとして回収されるようになりました。従来は不燃ゴミとして扱われていたビニールやプラスティックも、分別する必要がなく、ある意味で楽になりました。ゴミの分別のため開封せざるを得なかったビニール袋入りのDMも開封せずにそのまま捨てられます。
21分別など分別の細分化が進んでいるとも聞いていたので分別の簡略化については、少し変な感じがしました。ただ、アメリカに住んでいた頃(93~95年)は、全く分別する必要がなく(アメリカ人に分別を強制しても無理でしょうが)、帰国後、分別の細かさには感心していました。
では、どうして不燃ゴミが可燃ゴミになったのでしょうか?
その答えは、そもそも不燃ゴミとは何かを考えると出てくるようです。
不燃ゴミとは、「燃えないゴミ」のことですが、正確に言うと「燃やせないゴミ」です(最近は、そういう呼び方をする自治体も多いそうです)。ビニールで考えると明白ですが、不燃ゴミを燃やすことは簡単です。ライターで火を点ければ燃えます。ただ、燃えるときに出る有毒物質のために「燃やせないゴミ」とされ、埋立地などに燃やさずに埋められていました。しかし、最近埋立地から出るメタンガスが問題となり、「燃やせないゴミ」は、「埋められないゴミ」にもなりました。また、技術の進歩で、燃える時に出る有害物質の部分的な除去が可能になり(と言われています)、従来は「燃やせなかったゴミ」が「燃やせる」ことになりました。というわけで、燃やせないゴミが燃やせるゴミになり、分別が不要となり、私が住んでいる地域のように不燃ゴミの回収は隔週になったようです。
すべて他人から聞いた話なのですが、何となく合点がいかないこともあります。
二つの理由(埋められなくなった、燃やせるようになった)は、どちらが先だったのか?
行政のご都合主義からすると、何となく「埋められなくなった」ので、「燃やそうか」という感じを否めません。
燃やせる、という判断は、どういう基準でしたのか?
ダイオキシン濃度など分かっている指標はOKなのでしょうが、公害は判明していない有害物質から起こることもあります。燃やすことの有害性の有無については、もう少し時間をかける必要があるのではないか、と思いました。
いろいろと考えさせられる問題ではありますが、なるべくゴミを出さないことが手っ取り早くできる自衛策かなと思い、あまりモノを持たない生活を普段から心がけています。
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