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2007年10月24日 » |
BitTorrentの日本法人には注目していましたが、いよいよ本格始動しそうです。
BitTorrent日本法人設立 国内でコンテンツ配信へ
角川、BitTorrent日本法人に約10億円出資 動画配信を来年スタート
アメリカでの実績を踏まえ、角川というコンテンツホルダーがパートナーとなったことは重要なポイントですし、Winnyに対する警戒感で広まらないP2Pの利用が促進されることは、非常にいいことだと思います。角川デジックスの福田社長の下記の認識もきちんとしたものであり、今後の進展が期待できます。
「BitTorrentを活用することでむしろ、海賊版対策が進むという。福田社長によると、海賊版が存在する理由は(1)海賊版を金もうけに利用しようとする人がいる、(2)ユーザーにコンテンツをちゃんと届けられていない――という2つ。BitTorrentで効率的にコンテンツを届けられれば、(2)については対策できる。 「エンターテインメント業界はファンなくして成り立たない。著作権を守りつつユーザーにコンテンツを届けることが、コンテンツプロバイダーの役割だ」(福田社長)」
(参考)
音楽違法コピーには、タダでも勝てない
以前は、店頭市場と呼ばれていたJASDAQが、新しい市場NEOを開設し、ユビキタスが第一号として11月13日に上場します。2000年にNasdaqJapanの創設で火が着いた新興市場ブーム以来、久々の新市場の登場ということになります。JASDAQ自身は、赤字でも上場可能というチャレンジを繰り返してきており、今回はマイルストーン開示を義務づけることで、業績基準を緩くした感じです。
JASDAQ自身は、95年に特則銘柄制度を制定したり、98年に第2号基準を導入したりして、赤字企業でも上場できるアプローチを試みてきましたが、今回のNEOは過去の経験を生かした意欲的な取り組みと言えるでしょう。
NEOの特徴は、以下の通りになります。
1.審査基準を「企業の継続性及び収益性」に替えて「企業の成長可能性」としたこと。
2.技術評価アドバイザリー・コミッティーの新設
3.Ⅱの部の提出不要
4.マイルストーン開示の義務づけ
5.投資家向けIR情報提供強化
6.上場廃止基準の厳格化
特に、企業経営の健全性や開示の適正性は前提としつつ、上場審査のポイントを「企業の成長可能性」とし、上場後の「マイルストーン開示」を義務づけた点は、画期的なことだと思います。マザーズなどの新興市場は、同様の趣旨を掲げていますが、ライブドア事件をはじめとした弊害発生の影響で、実際の審査は企業の成長可能性を殺ぐ形で、投資家保護に重きをおいています。非常に難しい判断ではありますが、JASDAQが「マイルストーン開示」を義務づける代わりに、入り口のバーを若干なりとも下げたのは、IPOを目指す企業や投資家にとっては、選択の幅が広がったことになります。
実際に、JASDAQの方にも話を聞きましたが、NEOに対する取り組みの真剣さが伝わってきました。現状の縮み上がった状態に風穴を開ける意味でも、将来有望な企業がNEOに出てくることを期待しています。
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