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ブログ神と呼ばれた平田さんのインタビュー記事は、毎回楽しみにしています。
news2u平田氏「日本にブログサービスを普及させる日々」
「CTOの決定とは、例えば、システムの投資計画立案の際、「何があればできるかを技術的に考える」だけではなく、「今年の会社目標がこれくらいだからまずこの範囲は必要。来年再来年の目標からすると、これくらいの拡張性の用意が必要。よって今年は何をどれくらい購入するか」と決定するということです。これに、期限や、予算などの観点も入ります。」
CTOと言うと、技術力に注目が集まりますが、経営という視点で、技術を社会的に評価することが重要だと思います。
「最初はハイリスクハイリターンすぎるので、とんでもない人たち、その後すごい勢いで、ローリスクローリターンな人たちが集まってくる。」
創業期と安定期では、働く人の志向が違うのは、経験してみないと分からないことです。
「僕なりの判断基準でいうなら、よい会社とは、働いている人が気持ちよくて、雰囲気のよい会社です。雰囲気のよい会社で、気持ちのよい人たちと楽しく働いたらきっと儲かるはず・・・なんですけどね。世の中そんなに簡単じゃないでしょうけど。」
世の中そんなに簡単ではないでしょうが、理想とするところを目指していれば、後悔はないような気がします。成功するために何かを諦める、というのは、本末顛倒な気もします。
全体的に、自然体で力が入っていないところが、とてもいいと思いました。
口に出せないメッセージは温めて――Toast Messengerを読んで、とてもほのぼのした気持ちになれました。商品自体は、Gizmodeの紹介記事で知っていましたが、デザイナーの方のインタビューは内容に厚みを加えてくれました。ビジネスや世の中がITを駆使して効率性を追求するなか、アートの力で心に潤いを与えることの重要性は増してきている、と思います。
「家族揃ってテーブルを囲んで朝ごはんを食べる――それが理想なのだろうが、今時は起きる時間もバラバラ、出かける時間もバラバラな家庭も多いだろう。そもそも朝ごはんを食べない家庭だってある。そんな家族も結びつける商品が、「トーストメッセンジャー(Toast Messenger)」である。」
個人が多忙になると、一緒に時間を合わせて食事をすることは時間活用の観点からは非効率になります。そのためバラバラに食事を取るようになると、効率性は高まりますが、失われたものに意識が及ばないことがあります。
「ことばではうまく伝えられないこと、それを伝えられるといいなと思います。そのメッセージが食べられるのは素敵だと思います。」
メラビアンの法則に関するエントリーで書いたのですが、文字だけの表現力(7%)の足りなさを補うのは個人であり、声や視覚に訴えないことで、メッセージ性が逆に高まります。曖昧なものほど解釈の余地があり、感性に訴えかけてくると思います。
「トーストメッセンジャーを見ると、ちょっとしたアイデアで、普段使っている商品が、誰かとのメッセージツールになりうることが分かる。お弁当箱も、ポケットティッシュも、ハンカチも、マグカップも、アイデア次第でメッセージのやり取りを商品に付加できるのではないだろうか。」
以前のエントリーでも書いたのですが、目にするものにメッセージを込めることは、広告の世界でも利用されています。個人がビジネスとは無縁にメッセージを伝える工夫は、まだまだ開拓の余地が大きいと思います。
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