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2007年10月3日 » |
ガ島通信:新聞、ジャーナリズム、コミュニティについて長いメモは、
かなりの力作です。とても難解ですが、歴史認識も含めて、非常に
刺激を受ける内容でした。特に、新聞社の危機に関して、紙という
ツールの問題ではなく、ジャーナリズムの問題として捉えているところは、
卓見だと思いました。従って、今の姿勢を変えない限り、紙をネットに
置き換えても、魅力的にはならないということになります。
大手新聞3社が昨日発表した内容とは、好対照ということになります。
朝日・日経・読売が提携 「ネット活用で紙の新聞を維持」
新聞社の根本的な問題は、以下の指摘にまとめられています。
「新聞が危機になっているのはネットの影響の前に、コミュニケーションの
中心に存在していないことが原因だと考えていたので、非常に共感できました
(紙が読まれていないから、インターネットに進出すればいいというのでは
本質を見誤ることになる)。」
ジャーナリズムが掲げる「反権力」の標的であった中央集権自体が存在しない。
インターネットの浸透で、それぞれの「世界」(マイミクとか)が顕在化して、
「世間」の存在が幻想であったことが露見している。
格差拡大の中で、1億総中流の代名詞である「庶民」を語る意味が減っている。
そういう時代においても、新聞やTVは、「庶民」・「世間」の代弁者として
振舞っているが、それではコミュニケーションの中心たりえない。
今後、新聞社の果敢な試みが、いろんな「世界」の支持を受けるかどうか、
注目したいと思います。
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