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企業の主役はもちろん現場。その現場の社員が心地よく、安心して、そして安全に働ける環境づくりをするのがスタッフの役割。そのスタッフ業務を効率よく進めるために必要な、視点、考え方、テクニック。今の時代に求められているのは、スペシャリストよりプロフェッショナル。多くのプロフェッショナルから得た知見を公開していきます。

「そもそも」から始めませんか?

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 はじめまして! この2月より、誠ブログに参加することになりました、『月刊総務』の豊田です。どうぞよろしくお願いいたします!

 『月刊総務』という雑誌、ご存知ですか? 総務部門向けの日本で唯一の専門誌です。総務部のあり方や旬な話題、これから必要となってくる考え方などを、幅広く情報発信している雑誌です。

 私は、その『月刊総務』の編集長をしています。毎月多くの専門家や企業の実務家を取材しています。ほんとに多くのプロフェッショナルな方々とお会いでき、たくさんの気づきや、スタッフとしてのあり方を学ばせてもらっています。

 総務部門をはじめとする、スタッフ部門が元気になれば、自ずとその会社や組織は元気になり、その集合体である日本が元気になっていくのではないかと思っています。

 スタッフの方々が元気に仕事ができるよう、取材を通じて得たことを、ここで発信していきたいと思います。

 今回のキーワードは「そもそも」

・日本で指折りのマーケッター
・オフィスづくりのプロフェッショナル
・社内コミュニケーションの専門家

 多くの方が「そもそも」という言葉を使います。

 「そもそも」何を売りたいんだっけ?
 「そもそも」どんな働き方をしたいのですか?
 「そもそも」社内報を通じて、何がしたいのか?

 議論を、「そもそも、なんだっけ?」から始めるのです。

 細かい技術論や枝葉末節のことには目もくれず、まずは本質、原点、最上位の概念から議論を始めます。

 会社に関係することは、たいてい「そもそも、なんでこの会社は存在するんだっけ?」というような、会社の存在意義から問い始めます。

 それが確認できない限り、議論を前に進めてくれません。たたいてもたたいても、もう動かしようのない原点に立ち返り、それが確認できれば、順次議論が各論に及んでいきます。

 「そのためには、こうなるよね」
 「それを実現したいのなら、このようになるよね」
 「だったら、これでいいじゃない」

 「そもそも」を聞くことによって、軸が定まります。覚悟といってもいいかもしれません。ぶれない軸です。

 議論が紛糾した時、判断に迷った時、話が込み入った時、
 「そもそも、僕たちは何がしたかったんだっけ?

 と、ふと冷静に一旦足を止めてみる。当初の想いを確認する瞬間、初心に帰る瞬間です。

 「そもそも」で軸を定め、その時々、「そもそも」で軌道修正をする。あるいは、初心に帰ることで、モチベーションを再点火させる。

 スタッフ業務、「そもそも」で始めてみませんか?

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