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お財布ケータイって便利だけど怖いかも

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3ヶ月くらい前からお財布ケータイを使うようになりましたが、便利な一方でとってもリスクのあるツール(と言うのか器具というのか・・??)ですよね。

モバイルSUICA、EdyiD、それぞれ最近いろんなお店で使えるようになってきてホント便利です。

最近はあちこちのコンビニで使えるから買い物に小銭入れが要らない。

もちろんJRの改札も通れるし。

携帯をかざして通るとき、おばかな小生はちょっと優越感に浸ってしまいます。

一方で・・・

小生の行動パターンに依存するところもありますが、かえって不安や不便を明らかに感じることもあります。

1.        正直、フルチャージすれば1万円札持ってるようなものなので、紛失・盗難ということになったらショックでかいから持ち歩きが不安です・・・実は一度紛失してしまい、チャージ残額の復旧はしてくれたのですがそのためのSUICA再発行手続きに1000円もとられました。私の知る限り、カード型のSUICAと違って自動チャージ機能がないので、ある程度の額を毎日使う場合はついつい限度枠いっぱいにチャージしてしまうため、これ落としてしまうと小銭入れどころのインパクトでは済みません。

2.        小生、対顧業務のために三鷹と大手町を行き来するのですが、本来なら東西線直通の総武線にのれば三鷹からそのまま大手町に行けるのですが、SUICAで三鷹から乗ると大手町で精算のためにわざわざ駅員室に携帯を渡してSUICAの残額調整をしてもらう必要があります。携帯を他人に預けるのがどうも生理的に受け入れられなくて(注1)、ついに最近は中央線快速で四ツ谷に出てわざわざ丸の内線に乗り換えるという非効率な経路を選択するようになってしまいました。

3.        あと、これは不満というほどでもないですが、カードの利用明細が使った単位でたくさんレポートされてくることになるので煩わしい(注2)です。神経質に考えれば、交通機関利用=行動履歴、ショッピングや飲食費=購買履歴、が全部この携帯というITツールを通じて第3者にみられてしまう恐れがあるわけで・・・現金じゃなくてカードや携帯で決済する比率が高くなればなるほど、その履歴・嗜好が他人に漏れるリスクが高まるので、正直本当にこれ使ってなんでも支払いしていいんだろうかと不安になるときもあります。

個人的に、一時期は音楽ツールとしてのマーケティングが目に付いていたのですが、小生はiPodとかWalkman(いわゆる死語でしょうか)が好きじゃないので、携帯電話は高品質の通話機能と操作しやすいメール機能だけが興味の対象でした。

最近、このように決済機能を果たすITツールとして評価するようになり、

ショッピングや食事については今後どんどんお店側が対応してくれるような雰囲気が出来上がっているようにみえるので、

さらに将来、

パスネットのかわりに地下鉄私鉄で使えるようになれば、

あとはタクシーでも使えるようになって欲しいです。

そうなってくれれば小生が小銭を必要とするSCENEはダーツバーで遊ぶときくらいしかなくなります(笑)・・・

(注1)もし落として壊されでもしたら、という思いもありまして。

(注2)カード会社の方で合算して明細を省略するサービスは用意されています。

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