ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

【ITエンジニアセカンドライフ】タグライン1つで仕事は増える

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ITに強いビジネスライターの森川です。

前回のつづきです。

2014年8月にライター募集に応募して以来、私はライター専業で生計を立ててきました(いつまでもそうするかは分かりません)。特に2017年は、印税も執筆料の一種とみなせば、収入のほぼ100%が執筆料でした。

それほど稼いではいませんが、執筆だけで食べているライターは、それほど多くはないのではないでしょうか(ライター友達はあまりいませんので断定できませんが)。

これはそれなりに(BtoBの)マーケティングをしているからです。

私の場合、新規顧客の9割はネットからの問い合わせで、残りの1割が紹介です。

ネットから問い合わせが来る理由は、きちっとSEOをしているからです。

「ITライター」でググってもらうと、稀に1位を他のITライターさんに取られているときがありますが、ここ数年ずっと1位は私です(なお検索はシークレットウィンドウで)。

その前は「ビジネスライター」でSEOをしていました。

これは最近は、ランサーズが1位で私が2位です(たまに逆転します)。ただし10位以内に私関係のエントリーが他にも数件ありますので、目立ち度は私のほうが高いと言えるでしょう。

 

余談ですが、この「ビジネスライター」というのは私の造語だと考えています。私がこのワードで1位になったときに、他のヒットしたサイト(いちおう100位ぐらいまで調べました)で「ビジネスライター」という一続きの語が入っているものはなかったからです。今でもランサーズと私以外で一続きで使っているサイトは稀なのが、その証拠と言っていいかと思います。

ランサーズに使われないよう商標登録しておけば良かったと思いますが、あまりに普通名詞っぽいので、そんなことは全く思いつかなかったのでした。

 

私としては、「ITライター」という単独ワードではなく、「ITライター ビジネス」という複合ワードでの1位が望ましく、それは何とか死守したいと考えています。

単に「ITライター」だと、ガジェットや技術系のライターを探している人のほうが検索しそうなワードだからです。

私はエンタープライズ系のIT適用記事が得意で、読者ターゲットは経営者やマネージャーあるいはビジネスでITを活用したいビジネスパーソンが主体です。そういう記事を書くライターを探している人は、「ITライター ビジネス」と入れるのではないでしょうか。サイトには、できるだけターゲットとする人だけに来てもらうほうがいいのです。

1位にはこだわりたいところです。ITライターとはいえ、ビジネス系の記事が書ける人を探しているわけですから、SEOができるというのはその(ちょっとした)証拠になります。また私を探しているのは広告代理店かIT企業のマーケティング部門の方がほとんどなので、検索1位はかなり響くのです。

検索したときに表示される説明文(descriptionメタタグの中身)にもこだわります。こんなところに趣味とか住まいを書いても仕方がありません。何ができるか、何をしてほしいかを明確に書くべきです。検索上位でも意外とこんな基本をおろそかにしている人が多く、私がターゲットしている方々がどちらを選ぶかは明らかなので、助かっています(笑)。

 

ところで前々回にも少し書きましたが、私は最初にいただいた仕事がITに関係なかったこともあって、ビジネス全般のライターとしてやっていきたいと考えていました。正直、ITにはいろいろとトラウマチックな思いもありましたから、IT専業ではやりたくなかったのです。

ところが、やっているうちにIT関係の仕事ばかりになっていきました。ITとビジネスの両方を書ける専業ライターというのは少ないようで、2015年の半ばには、リピートも紹介もだんだんIT関連だけになって行きました。

ちょっとした葛藤はありましたが、やりたいことよりお役に立てるほうへと自分軸を見直したはずだったので、腹をくくってIT中心で書くことにしました。

 

ただ、その当時は「ITライター」でググっても、ようやく30位以内に入るかどうかでした。

そこで、タグラインを「ITに強いビジネスライター」に変更し、名刺もサイトもそれに合わせたのです。

タグラインというのはキャッチフレーズに似ていますが、ちょっと違います。キャッチフレーズは商品でもキャンペーンでもあらゆるものにつけられるのに対して、タグラインはブランドや事業をひと言で表す言葉です。要するに「何をする人(企業)なの?」の答えです。

このタグライン変更を行った結果、1ヵ月ちょっとで「ITライター」でGoogleの検索1位になりました。

先ほども書きましたように、最近はマーケティングに詳しい方と名刺交換する機会が多くなっています。そのたびに必ず「分かりやすいですね!」と褒めてくださいますので、このタグラインは大成功だったと言っていいでしょう。

実際、タグライン変更を実施してから、新規先からの問い合わせが倍以上に増えました。

努力の量は少ないかもしれませんが、このような細かい努力をしっかりやっているライターは少ないのではないでしょうか。

もちろんライターだけではなく、あらゆる職種に通じることだと考えます。

【教訓】

  • 適切なワードでSEOをすれば仕事が来る
  • 切れのいいタグライン(「何をする人?」の答え)1つで問い合わせが増える

なお、SEOはお金がかかるとか、専門のコンサルタントでないと無理と思い込んでいる人が意外と多いのに驚かされます。

私の場合、1銭もかけていません。実は私もそう思い込んでいて、SEOコンサルタントに10万円ほど払ってコンサルを受けたことがあります。しかし別のキーワードでしたが、100位にも入らなかったので打ち切りました。

私が今やっているSEOのやり方を教えてくれたのは、友人のITコンサルタント和田英克さんです。あまりにも簡単なことなので無料で教えてくれたのでした。

ITエンジニアのセカンドライフについて真剣に考えるFacebookグループを作りました。和田さんもそちらのメンバーです。他にも真のプロフェッショナルと言える方が何人かいらっしゃいます。セカンドライフについて悩ましく思っているITエンジニア(元でも構いません。ITが分かる人ならOKです)は、いろいろと相談に乗ってもらえると思いますので、是非メンバー登録してください。

つづく


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