ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

日本の製造業はまだまだ強気

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日本の製造業はまだまだ強気です。ある意味安心しました。


ITに強いビジネスライターの森川滋之です。取材や調査で得た知見を、差し障りのある固有名詞は匿した上でお伝えしています。

先日、誰もが知っている日本のメーカーの元CIOに、IoTについて話を伺う機会がありました。

我々一般の人間は、製造業のIoTというと、インダストリー4.0で真っ先に出てくる「スマート工場」をイメージするのですが、これは従来の延長線上(省力化・自動化)なので、大して興味を引かれなかったと言います。

もう、この時点で「おおっ~!」という感じです。現場の人の話を聞くのが一番という意味で。

では、IoTに何を一番期待するのかと聞くと、「販売後に誰が何のためにどういう使い方をしているかが取れることだ」というわけです。いわゆる「アフターマーケット情報」が最も重要だというのですね。

ここまでは多くの人がおっしゃっています。しかし次が重要です。

そのためには、「情シス部門は『精度よりもスピード』を大切にしないといけない」とおっしゃるのです。

ちょっと感激しました。

というのは、別のところで金融業や流通業の顧客が多いコンサル会社の社長が、「もう情シスは世の中の変化についていけないので、最近はもっぱら経営企画部を相手にしているんです」と言っていたからです。

まあ、この元CIOがおられた会社は先進的なイメージがあるので、例外なのかもしれません。しかし、他の製造業(コマツやコニカミノルタなど)の事例を見ていると、日本の製造業にはこのように考える企業が多いように感じます。

「日本は確かに標準化が苦手だが、その分個別のカスタマイズに強い。また既に長年グローバルに進出してノウハウも吸収している。その強みとノウハウを活かせば、アメリカやドイツはそれほど怖くない」という力強い言葉を最後に聞かせてもらいました。

日本の製造業の前途に明るいものを感じた次第です。


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 ただ電車で読むのはお勧めできません。


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