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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

「誰に・何を・なぜ」を決めるとビジネスが動き出す(3)

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前々回前回からの続きです。今回でいったん終わります。

タイトルに反して、自叙伝的になってしまいました。できるだけ手短かに書いて、次回から本題に入っていきたいと思います。 

 

■ 昔、自分軸発見を支援した人に助けられる

もう一度自分軸発見の支援を始めようと思ったきっかけは、月間100万PVを超えるブログ「No Second Life」を書いている立花岳志さんが、彼の処女作『ノマドワーカーという生き方』で自分軸セミナーのことを書いてくれたからでした。

この本については、誠ブログに書評(http://blogs.bizmakoto.jp/toppakoh/entry/4926.html)を書かせてもらいました。

私は、震災で自分軸を完全に見失ってしまい、自分軸もないのに人の自分軸の発見支援をするなんておこがましいと思って止めていたのですが、これを読んでもう一度やろうと思ったのでした。

前回、「このときのコンサルライブが、後で私を立ち直らせてくれるとは、このときは気づくよしもありませんでした」と書きましたが、このときに立花さんの自分軸発見支援のコンサルライブをやっていたのです。

なお、立花さんも、自分軸の発見でビジネスが動き出した事例です。彼は、こちらにコメントを寄せてくれています(http://www.itbt.biz/jibunjiku/case.html)。

 

■ 「誰に・何を・なぜ」が決まると得られるもの

その他の事例も上のページ(http://www.itbt.biz/jibunjiku/case.html)にいくつか載せています。

また、企業で組織の自分軸、つまり組織ミッションを見直した事例もあります(事例化する前に担当者が変わってしまったので載せることができませんでしたが)。

また、やり直そうと決めてからメルマガを発行し、そのリストをベースに集客して、自分軸発見支援のワークショップを開催するようになりました。

そのアンケートの内容を「参加者の声」として、こちらにまとめてあります(http://www.itbt.biz/jibunjiku/event/jibunjiku_workshop.html#koe)。

声だけを読んでも傾向が良くわからないと思いますので、集計してみました(下図、クリックすると拡大します)。

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事例やアンケートから言えることは、「誰に・何を・なぜ」を言語化することで、自信や勇気が湧いたり、やる気になる人が少なからずいるということです。また、その中から実際に大きな成果を出している人も1割程度ですがいるということです。

私はこの理由を、人のために何かしてそれで喜んでもらえるというイメージが、人をやる気にさせ、人間や事業の成長を促すからだと思っています。

すべての人がそうでないかもしれません。しかし、そういうタイプの人がいることだけは確かです。

今後はこのブログの中で、できるだけ具体的な事例を交えながら、人のために何かをしてそれを喜んでもらいたい人のために、自分軸について伝えて行きたいと思います。

記事に共感した方は、ぜひ下記のサイトにもお立ち寄りください。

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