プレゼンが目的化してない？

昨日お知り合いの方がFacebookに「上場や投資で集めたお金の使い方が間違っている企業が多い」というようなことを書かれていて、それって一事が万事だなあ、と思った次第。

プレゼンテーションをする機会がある人は多いと思います。写真のように大勢の人の前で、というのは一般的ではないかもしれませんが、一人のお客様に提案する、といった「プレゼンテーション」をする機会がある人は多いと思うんですよね。相手は一人、あるいは2、3人といった少数でも、壇上に上がって大勢の前であったとしても、プレゼンテーションが目的化してしまうと、いろいろと方向を間違えてしまう気がします。

最近は、エバンジェリストという職業をなさっている方が多く、またそういう方々のお話しは魅力的なことが多いので、そういう人から学ぼうとする気持ちは分かります。しかし、そこばかりにフォーカスし過ぎてしまって、プレゼンテーションのことばかり考えている人がいるようです。それって違いますよね。本業が営業なのであれば、営業して売り上げを伸ばす、契約を獲得する、といった目的のための手段に過ぎない。そこをはっきりさせておかないと、見失ってしまう気がしています。

僕自身も、アップルストア銀座で登壇する機会があったり、先日もご依頼を受けてプレゼンテーションしてきたわけですが、それぞれのプレゼンテーションの目的を考えながら資料を作成しています。その流れに合っているか、ということを考えた上で、ウケ狙いとかはあくまで調味料程度に。（笑）

プレゼンテーションが目的化してしまっている人を見かけると、ついつい心配になってしまう今日この頃です。